保育園の看護師を辞めたい人が多いのはなぜ?向いてない人の特徴を解説

子供は好きだし看護師の資格も活かせそうだと保育園で働き始めたものの

  • ほとんどが保育士業務
  • 看護師として働く意味を感じない

このような悩みを抱える人が多くなっています。

 

結論から言うと辞める人の多くは、保育園での看護師としての立ち位置を勘違いしてしまっています。

 

保育園の看護師を辞めたいと悩んでいる人からは、

  • 看護師ひとりで孤独
  • 保育士との壁を感じる

こういった口コミを多くみかけます。

 

しかし実は、立ち位置さえ勘違いしていなければこういった事態にはならず、快適に働き続けることが可能です。

 

この記事では、なぜ保育園の看護師を辞めたい人が多いのか?実体験をもとに解説していきます。

あわせて保育園の看護師が向いてない人の特徴も解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

保育園の看護師を辞めたいと悩んだ体験談

保育園で働く看護師は、「こんなはずじゃなかった」と感じたことが一度はあるのではないでしょうか。

 

「子どもが好きだし」と思っていても、いざ働き始めると感じる違和感があります。

病院以外の場所で働くことで、医療から離れる不安、仕事の内容に疑問や不満を感じるなど、悩みはそれぞれかと思います。

 

保育園で看護師として働いて悩んでいる人に、私の経験をお話ししたいと思います。

  • 居住地:北海道在住
  • 年齢性別:46歳女性
  • ペンネーム:うみのるな
  • 看護師経験年数:25年

保育園に看護師から転職した経緯

子どもの小学校入学に合わせて、それまで働いていた急性期病院を退職し、次の職場を探していました。

 

看護師は仕事に困らないと思われがちですが、土日祝休み、日勤のみという条件で探すと、なかなかありません。

そんなとき保育園内の看護師の募集を見つけ、条件にも合っていたので、応募しました。

 

面接では、ぜひ働いてもらいたいが、それまでバリバリと看護師として働いていたのに保育園でいいのか?と聞かれました。

勤務時間の条件と、給料も病院よりは下がるものの、納得のいく金額だったので、働くことを決めました。

保育園での看護師の実際の業務

いざ働いてみると当たり前ですが病院とは別世界。

 

看護師といっても、なにか医療行為ができるわけではなく、怪我のときの簡単な手当や、体調不良の子がいるときに保護者のお迎えが来るまで保健室で過ごすだけ……。

 

「これって看護師が必要なの?」と感じることが多くありました。

看護師とは名ばかりで、実際にやっていることは保育士どころか誰でもできるようなことばかりです。

保育園看護師の辛い心情

そういった場所で働くことで、医療の世界から取り残されるように感じていきます。

いや、実際取り残されているのです。

 

病院時代の友人と会って話すと、よけいにそういった思いは強くなりました。

 

病院時代は研修に参加することも多かったのですが、負担に感じていたその研修さえ懐かしく感じるほどでした。

 

自分が今やっている仕事は何だろう。

看護師と言えるかわからないような仕事で、医療のことをどんどん忘れていってしまうのでは……と感じました。

看護師としての知識が重要

でも、ここでは最新の医療か必要なのか?

病院のように常に情報が入ってくるわけではないけど、必要なことは自分で情報を集めて勉強して、新しいことも最先端ではなくても勉強していけるはず。

 

まずはここで求められる知識をしっかり学んでいこう。医療行為をするわけではなくても、自分は看護師としての知識を求められている。

そんなふうに気持ちを切り替えました。

開き直って気持ちを切り替える

保育園の看護師は孤独

自分で勉強していくと決めたものの、情報収集の難しさもありました。

保育園で働いている人は周囲にはいなく、職場で相談できるわけでもありません。

 

こういう環境で、「学ぶ」というモチベーションを保つのは大変です。

でもSNSなどを活用して、保育園で働くほかの看護師の発信を見るなどで刺激を受ける、情報を得るなどして、自分なりの学びをしていこうと考えました。

看護師としての意味は自分で見つけるしかない

仕事の中では、正直、「看護師」という名目が欲しいだけで、いてもいなくてもいいのでは?と思うことは今でもあります。

 

看護師の資格にプライドを持っている人なら、よけいにそう感じるかもしれません。

看護師じゃなくてもできる仕事と思うこともあります。

 

でも、自分なりに保育園に看護師がいる意味を考え、何ができるか考えていこうと思っています。

保育園看護師をすぐ辞める人の特徴

働き始める前は、「子どもと関わるのは好きだし、向いているかも」と思っていましたが、子どもが好きというだけで続く仕事ではないと痛感しています。

 

何かあったときも、判断するのは自分。そういった責任の重さもあります。

自分で決めて、やっていくということが苦手な人は、プレッシャーに感じると思います。

 

また看護をこれからもっと学びたい、「看護」という仕事がしたいという人にも、向かないと思います。

保育園の看護師に向いている人

保育園で働くには、私はある程度の臨床経験があったほうがいいと思います。

 

必ずしも小児科を経験している必要なないと思いますが、医療行為がなくても、看護師として働く以上、看護師としての判断を求められます。

 

私は形成外科の勤務経験がありますが、怪我の手当てにその経験が役立っています。

自分で何かをしていくには、やはりそれまでの経験が基になります。

 

病院の勤務がつらいというだけなら、健診センターや施設など、看護師として働ける所はほかにもいろいろあると思います。

看護資格を活かせるかは自分次第

保育園で働いていて思うのは、病院で働くことだけが看護師ではないということです。

看護師の資格をいかして働くことができる、看護師の働き方の多様性を感じています。

 

これまで経験してきたことが、決して無駄になるわけではない。

せっかく取った看護師の資格をいかして働きたい。そんな希望が叶う仕事だと思っています。

保育園の看護師を退職する人に多い理由

体験談でも業務内容や保育士との関係性について悩みを抱えています。

体験談では辞めるにまで至ってはいませんが、辞める人と辞めない人にどんな差があるのか?

具体的に解説していきたいと思います。

看護師としての役割に固執している

看護資格を活かして働いているのですから、看護師としてプライドをもって働くことは大切なことです。

しかし保育園での看護師としての仕事は、ほぼ保育士の仕事になります。

 

看護師として雇われているのに、保育士業務ばかりに携わる状況に置かれると、

  • 看護師の意味があるんだろうか?
  • もっと看護の知識を活かしたい!

こういった思考になってしまい、保育士との溝はますます深まってしまいます。

保育業界に飛び込む覚悟がない

保育園で働く看護師は、さきほど言った通り看護師としての業務などほとんどありません。

そのため医療界から置いてけぼりにあっているような感覚に陥ることも少なくありません。

 

つまり保育園で看護師として働くからには、保育業界に飛び込む覚悟が必要なのです。

もちろん看護師としての勉強は自分一人でも続けることは可能ですが、知識を活かす場がないと意味を感じなくなります。

保育園の看護師が向いてない人

最後に保育園の看護師が向いてない人の特徴を整理しておきたいと思います。

向いていない特徴に当てはまっている人は、早めに転職を考えた方が身のためです。

看護師としてのやりがいを捨てきれない人

看護師として保育園で長く働き続けるためには、看護師としてのやりがいを捨てて医療界に決別するぐらいの強い意志が必要です。

もちろんひとつの経験として保育園で働くのも人生経験にはなりますが、看護師としてのキャリアを考えれば意味はありません。

 

「いつかは病院に戻りたい」という気持ちがある人は、保育園で働くのは避けておきましょう。

今現在保育園で働いているのならば、今後もずっと保育園で働くつもりなのか?

もう一度自分の将来像を見つめなおしておいてください。

一人で判断する知識がない人

保育園で働く看護師は、多くの場合一人です。

そのため、園児がアレルギーを起こしたり、けがをした時にはあなたが判断しなければなりません。

 

看護師としての経験が浅い状態だと、一人で判断するのは難しい場面もでてくるでしょう。

それこそ看護師として保育園で働く意味がなくなってしまうため、それなりに知識がある状態が望ましいです。

保育園の看護師は単なる選択肢のひとつではない

このように保育園の看護師は、それなりに責任感や強い意志が必要になる仕事です。

  • 生死に関わらずストレスが少なそう
  • 夜勤しなくていい職場が良い

このような安易な考えで働くべき職場ではありません。

 

それこそ保育士として生きていくぐらいの意志をもって、かつ看護師として保育の現場で役立てられる知識を持ち合わせておく必要があります。

 

看護資格を取得したあなたの目的をもう一度見つめなおして、あなたの将来設計に必要でない場合は早めに転職するようにしましょう。

急性期に疲れた人の働き方

看護師として急性期の働き方に憧れる人は多いと思いますが、急性期の働き方に疲れた人も多いと思います。

 

ただ急性期から離れれば理想の働き方ができるわけではありません。

それぞれの働き方について内情をしっかり把握しておくことが重要です。

 

ここでは急性期以外の働き方について、それぞれの特徴をまとめていきます。

 ⇒医療行為はまったくなく保育士業務が主
 ⇒柔軟な対応力が必要だが電話対応のみ
 ⇒母親がやることと同程度の仕事内容
 ⇒医療業界には携わるが医療スキルは得られない
 ⇒保育士の中で看護師としての役割を果たすことに苦労する
医療行為がまったくないと、看護師としての存在意義に疑問を感じる方も多いです。
少しでも医療行為に携わりたいならば、検診センターなどがおすすめです。
 ⇒医療行為としては採血ぐらいで事務作業が主
 ⇒患者が相手ではないためストレスが少ない
検診センターや献血では看護師としてのやりがいが物足りない人も多いでしょう。
病院で患者さんと向き合うことができる仕事の、それぞれの特徴です。
 ⇒人の人生と向き合えてやりがいも大きいがストレスも大きい
 ⇒患者に寄り添った看護が可能だが医療処置は極端に少ない
 ⇒患者さんとの信頼関係を結ぶことができる貴重な職場
 ⇒患者さんとじっくり向き合えるが強いメンタルが必要
保育園の看護師を辞めたい
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