会社選びに失敗してしまうよくある間違った考え方を体験談から学ぶ

転職において会社選びというものは非常に重要で、これを疎かにしてしまうだけで結果は大きく変わってきます。

 

そしてこの問題で一番重要事は、会社選びが重要だということは誰しもが認識しているにも関わらず、正しい会社選びが出来ている人が非常に少ないという事です。

 

 

これにはいくつか原因がありますが、今回紹介するのはそういった状況に陥ってしまう、転職活動中の考え方に関してのお話です。

 

分かっているのに正しい行動が出来ていないという事の一番大きな原因となっているのは、理想の職場を追い求めている時になりやすいある考え方になります。

 

 

これから具体的に紹介していきますが、この考え方になってしまうと、転職の成功率は大幅に下がってしまいます。

 

そして重要なのは、この考え方というものは誰しもが簡単に陥ってしまいやすい考え方だという事です。

 

 

転職を成功させるために必要な事は、理想の職場を手に入れるという事ですが、実はこの考え方というものがちょっとした事で大きなデメリットとなってしまう可能性があります。

 

そこで今回の記事では、理想の職場を手に入れるはずの転職における危険な考え方という焦点に絞って、様々な要因を紹介していきたいと思います。

 

 

まずは、理想の職場を追い求め、その気持ちが原因となって冷静に会社選びができなかった失敗談をご覧いただきます。

 

この体験談での失敗は、決して大きな過ちをしているわけではなく、本当に誰しもが陥ってしまいがちな間違いです。

 

 

転職専門の大手サイトなどでは取り上げられない様な小さな問題ですが、この問題が転職活動に与える影響は非常に大きなものです。

 

その分実際に転職活動を行っているあなたには、よりすぐに役立つ情報となっていますので、是非じっくりとご覧いただきたいと思います。

会社選びを冷静に行えずに失敗した体験談

冷静さを欠いた転職活動

前の職場の給料が安くて、営業実績を上げているにも関わらず、昇進も昇級もなかったので、やっていられなくなり転職活動をはじめました。

 

 

BtoBの機械部品を海外に事業展開するというニッチな職業だったので、同様の求人を探すのが大変で、エージェントに手伝ってもらいながら、その昔新卒でやったことのある広告関係の仕事を探していました。

 

 

広告関係は激務なのが一般的だったので、残業時間等を必ず確認してから応募するかどうかを考えようと思っていたのですが、そもそも求人票の中でも広告関係は何となく面白そうなイメージがありました。

明るい未来を思い描きながらの転職活動

明るい未来を思い描く

楽しい事ができそうというイメージにかなり目がくらんで、結果色々と書類を出していました。

 

機械部品の前職は、はっきり言ってつまらない地味な仕事で、周りにいる人も地味な感じで話も合わず、職場にいてもノリが合わないので全然面白いと思いませんでした。

 

 

そういう状況で広告関係の求人を見ると、華やかでまぶしく感じ、早く転職したいとばかり思っていました。

転職に拍車をかける出来事

転勤を言い渡された女性

現職にもう完全にやる気を失っていたので、そのうち閑職に異動させられ、通勤時間も倍以上かかる管理部門に移りました。

 

 

冬など朝早くて、まだ暗いうちから出勤しなくては行けないようになり、すごい惨めな気持ちになりました。

 

いち早く抜け出さなければプライドが許さないという思いと、一方でなかなか一旦離れた広告業界なので、書類通過も狭き門という現実もありました。

 

幅広い業界へのアプローチ

様々な道を考える女性

幸いしたのは、氷河期等とは違って求人がドンピシャのスキルではなくても、一応話は聞いてくれる会社があった事です。

 

広告業界以外でも一応求人を紹介してもらい、一つ良い線を行ったのが、学校法人の立ち上げ事業というものでした。

 

新規で法人を立ち上げ、認可手続きから学生の応募まで、一連のフローに乗せて事業化するという仕事です。

 

 

広告関係ではないのですが、ファッション関係の専門学校だったので、派手で楽しそうと思って面接を何回か受けさせてもらいました。

 

しかし、話が進むにつれて勤務地を遠隔地にする提案を受けて、求人票の勤務地とは異なる条件を提案されました。

 

 

その後エージェントと相談し、家族がいるのでそんなすぐに動けないという旨を伝え辞退しました。

難航しながらも明るい未来を追い続けた結果

やっと内定を得た女性

また持ち駒がゼロに戻ったのですが、転職に前向きな気持ちは変わらなかったので、エージェントの担当者もそれを理解してくれて、「○○さんならまたすぐに見つかりますよ」と元気づけてくれました。

 

 

転職活動を始めてから3カ月ほど立ってから、年末から年明けにかけてようやく規模は小さいものの広告代理店を1社受験しました。

 

裁量は大きく自由というふれこみでしたので、それに引っかかってしまいました。

 

 

つまり今世間をにぎわす高プロのようなイメージです。

 

働かせ放題だったのですが、条件のところに残業の目安が50時間までは見なしとなっていたので、そこから先はグレーでした。

 

しかし、オフィスもキレイで面接官も事務の人もキレイなので、それに目がくらんで内定後さっそく受諾してしまいました。

 

 

給料ももちろんアップになります。

 

楽しみでしたが、1週間でしまったと思わされました。残業50hなんてとんでもない。みんな3-4時まで帰らないんです。

長時間労働が当たり前の会社での仕事

長時間労働が当たり前の会社

さすがにすぐにくたくたになり、10時くらいで帰るようにしていたら部長に呼び出されました。

 

曰く「お客満足を追求せずに途中で帰るなんてありえない、下の者にもしめしがつかない」だそうです。

 

 

すべてを犠牲にして客につくすことが正しい事で、社員の健康管理や家族との時間などはゼロリスペクトでした。

 

 

1ヶ月経つ頃には愛想が尽きて、まあ売り手市場だしまた良い会社あるわと思い、労基監督署をにおわせて抗議したら、案の定クビにされました。

エージェントを利用して再転職

エージェントを利用しての再転職

それからすぐにこの前のエージェントに電話して事の経緯を伝え、また活動を再開させました。

 

そしてまた2ヶ月したら転職先が決まりました。

 

 

というわけで、転職にはブラックはいつも隣り合わせです。

 

みなさん気をつけましょう。現状がイヤすぎて目がくらむことは、よくある事です。

理想の仕事を手に入れる為に必要なこと

理想の仕事を手に入れる為に必要なこと

まず最初に、当たり前の事ですが、理想の仕事を手に入れるということは決して簡単なことではありません。

 

それなりの努力、そしてそれなりの時間も必要になってくるため、確固たる決意が必要になります。

 

 

そもそもあなたがより良い職場を求めているのも、今の職場で何かしらの不満を持つようになったからだと思います。

 

体験談でも言われている通り、現状に不満を持っている状況では見えなくなってしまうものも多くなる為、なおさら冷静な転職活動が出来なくなります。

 

 

そのような状況でちょっとでも魅力的な仕事に出会うと、元々描いていた理想の仕事とは異なっていても、ものすごく興味を惹かれるような状況になってしまいます。

 

まさにこの部分こそ大きな落とし穴となってしまいます。

会社選びを成功させるために必要なこと

まず転職を成功させるという部分で言うならば、会社の内部を知るという事は非常に大きな意味を持ってきます。

 

理想の仕事像を描くほど労力は大変なものになりますので、魅力的な求人に出会うと、あたかもそれが理想の職場かの様に錯覚し、それ以外の情報収集が疎かになってしまいます。

 

 

転職を成功させるためには、何かひとつだけが理想というだけでは決して成り立ちません。

 

それ以外の人間関係や労働条件、給与などの条件についても、もちろん絶対に考えなければならない事になります。

 

 

しかし、明るい未来ばかりを思い描いて道を進んでいると、魅力的な部分ばかりを見て決断してしまうようになりがちです。

 

体験談でも、憧れの仕事という状況で、表面上の情報だけを見て後悔してしまう状況になってしまっています。

 

 

客観的にこの記事を読んでいるあなたは、自分はそんな事にはならないだろうと思うかもしれませんが、実際にその状況に立たされると、体験談の様になってしまうという方が非常に多くなっています。

 

 

大事なのは自分は大丈夫だと思う事ではなく、この他人の失敗をあなたの知識として蓄えていく事になります。

 

どんな状況においても、自分も陥ってしまうかもしれない問題だという事を頭に入れておくことで、転職活動をよりうまく進められるようになります。

 

 

明るい未来を思い描いた転職活動では、良い部分しか目に入らなくなりがちですので、道中どんな誘惑に負けてしまうかもしれないと常に警戒しておく事で、より冷静に行動できるようになります。

 

 

表面上だけのメリットで求人に飛びつくのではなく、思い描く目標が高いからこそ労働条件や人間関係、給与面などトータルで考える様にしてください。

理想に似た幻
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