回復期リハビリ病棟の看護師を辞めたい|辞めるときの正しい判断基準

回復期リハビリ病棟の看護師として

  • リハビリを頑張る患者さんに寄り添いたい
  • 看護の知識を活かして社会復帰を手伝いたい

やりがいのある仕事を思い描いて働きだしたものの、現実はどうでしょう?

 

  • 忙しすぎて介助時もイライラ
  • 日常生活の援助が主でやりがいがない
  • リハビリにはほとんど関与できない

やりたかった思い描いていた仕事はどこへやら。

介助と記録ばかりで毎日のように自問自答してしまう。

 

  • 看護師としての将来に役立つのだろうか?
  • もっと医療的な処置を学びたい!

日々を追うごとに悩みが大きくなり、このまま働き続けるべきか悩むあなたへ。

 

  • 回復期リハビリ病棟の看護師を続けるべき人はどんな人か?
  • 辞めるときの正しい判断基準はどこか?

実体験をもとにして、わかりやすく解説していきます。

どうすれば満足度が高い働き方ができるのかという内容まで踏み込んでいきたいと思います。

回復期リハビリ病棟の看護師を辞めたいと悩んだ体験談

私が配属された整形病棟には周手術期病棟と回復期リハビリ病棟がありました。

 

回復期リハビリ病棟ではナースコールの対応に追われることが多く、慣れるまではとても大変で、なかなか時間内に業務を終わらせることができませんでした。

 

医療的な処置が少なくやりがいが感じられない仕事のわりに残業は多く体力的にもきついため、このままでいいのかと考え退職をしてしまいました。

 

今現在悩んでいる人に向けて、少しでも私の話が役立てるよう私の経験をここでお話ししたいと思います。

  • 居住地:福島県在住
  • 年齢性別:47歳女性
  • ペンネーム:さくら
  • 看護師経験年数:18年

回復期リハビリ病棟で働くことになった経緯

私が回復期リハビリ病棟で働くことになったきっかけは転職です。

それ以前は小児科で働いていたので、転職で全く分野が違う病棟に配属となることに戸惑いを感じていました。

 

回復期リハビリの業務は、これから退院に向けて頑張っていこうとする患者が多く、看護師もそれをサポートするというイメージでした。

しかし、結局主にかかわるのは理学療法士さんが多く、私たち看護師は本当にナースコールの対応が主な仕事だったように思います。

回復期リハビリでの実際の仕事内容

基本的な仕事内容は、申し送り、検温、検査やリハビリの連れ出し、清拭、入浴介助、トイレ介助、ナースコールの対応です。

楽な部分はないといっても過言ではありません。

 

車いすや歩行器、杖を使う人が多いので、すべてにおいて介助が必要なことが多かったです。

介助をしないまでも見守りが必要になります。

立ったり座ったりで腰にかかる負担も多く、体力的にきつかったです。

回復期リハビリ病棟の人間関係

回復期リハビリ病棟での人間関係は悪くはなかったです。

転職で入ったので、私は外野から人間関係を見ているという感じでしたが、中には一人が標的になっていると感じたこともあります。

 

どこでもそうですが、やはり年配の人をリーダーとして派閥があるんですよね。

そのリーダーが気に入らないといじめられる対象になる…。

あからさまないじめはないけれど、面倒な仕事を言いつけられるなどはありました。

回復期リハビリ病棟で大変だったこと

回復期リハビリ病棟でよくあるインシデントが、転倒転落に関することです。

転倒転落を防ぐためにいろいろな対策も取りますが、やはり防ぎきれないことも多くあります。

 

特に疾患だけではなく、認知機能の低下もあると、リスクは高くなってしまいます。

自分がインシデントにあった時には、思った以上にショックが大きいものです。

転倒転落が起きやすい病棟であるがために、インシデントが原因で辞めたくなることは多かったです。

 

また忙しい割に看護師としてのやりがいが少ないことも、回復期リハビリ病棟ではきついことのひとつでした。

やりがいについては解決は難しい

人間関係も、私にはあまり関係ないことだと思って、遠目から見ることが多かったです。

 

ただ転倒転落に関するインシデントが起こった時には、レポートを書くこともありましたし、ショックはありましたが、その悩みは解決するものではありませんでした。

でも看護師ならだれでも経験することだと思います。

 

また患者さんに寄り添うという意味での看護師のやりがいが大部分であり、医療的な処置の少なさがどうしても気にかかります。

処置的な意味でのやりがいを見つけるのは、回復期リハビリ病棟では難しいと思います。

回復期リハビリの看護師を辞めるべき人はどんな人?

看護師の仕事は簡単ではありませんので、簡単には辞めるべきではないと思います。

どの病棟でもやっていくためには幅広い知識が必要です。

 

そのため、ここで働いたこともきっと後で役立つと考え、少しでも継続して働き続けることが大切だと思います。

その上で、やっぱり無理だと考える場合には、辞めることも一つの選択肢だと思います。

回復期リハビリに向いてるのはどんな看護師?

個別性を重視しながら働きたい、患者さんの可能性を大切にしたいと考える看護師には向いています。

 

実際辞めていく人の中には、やりがいが少なくのんびりしたペースについていけないという看護師もいました。

もっと医療的な処置などがたくさんある病棟が良いと希望する看護師も多いです。

 

人それぞれ希望があるので、処置が少なく患者さんのペースに合わせて看護していきたいという人には向いていると思います。

回復期リハビリ病棟を辞めたあとの生活

私は現在訪問看護師として勤務しています。

しかし回復期リハビリで勤務したことは、今の仕事に役立っていると考えています。

 

当時は忙しさに振り回され、やりがいはなく体力的にも精神的にも疲れたなという印象しかありません。

 

しかし今ではその時の知識や経験を活かしながら勤務ができているので、回復期リハビリ病棟で働いて良かったと思っています。

 

実際に働いている人は、やりがいを感じず将来的なことが見えないので辛いことも多いでしょう。

しかし悩みを乗り越えた後には、きっと良かったと思えることもあるはずです。

回復期の看護師でやりがいがないと感じること

一番やりがいを感じられなかったのは、フリーで動いていた時です。

 

病棟は、二つのチームに分かれており、それぞれリーダーがいます。

そして両方を見ることができるフリーの看護師もいます。

 

その日のチームリーダーになった時には、検温をしたり、記録を書いたりでそれなりにやった感が得られます。

しかしフリーで動いていると、雑用ばかりで今日1日何をしていたんだろうと思うこともありました。

新人看護師が回復期リハビリで働くメリットやデメリット

新人看護師が回復期リハビリで働くメリットは、患者さんのペースで個別性に合わせて看護を展開することができるということです。

焦ってもしかたありません。

また無理な目標を立てることもできません。

そのため、新卒で勤務することで個別性を重視することをしっかり学べると思います。

 

反対にデメリットは、患者さんに左右されることです。

自分がケアや業務を進めていきたいと思っても、思い通りにならないことが多いです。

やる気があればあるほど、患者さんの気持ちが反対を向いているとやる気をそがれてしまいます。

急性期から回復期に転職する際の注意点

急性期の忙しさに疲れて回復期に転職しようと考える人も多いと思います。

しかし急性期から回復期に転職して、やりがいのなさに再度転職する人も少なくありません。

急性期から回復期に転職する際にしっかり考えておくべき注意点について解説しておきたいと思います。

医療的な処置が極端に少ない

回復期での主な業務は、清拭や入浴・トイレ介助などのサポート業務になります。

急性期の忙しさに疲れて転職した人だとしても、医療的な処置の少なさからやりがいを感じない可能性は高いです。

単純に急性期から逃れたいという理由だけでは、また別の悩みを抱えてしまうことにつながります。

楽なわけではない

体験談を読んでもらえばわかると思いますが、決して回復期の仕事が楽なわけではありません。

肉体的な辛さや精神的な辛さ、それぞれに違いはあるでしょうが、トータルで考えた場合の仕事の大変さは同じです。

急性期からきた看護師ならば、「同じぐらい大変ならもっと医療的な処置もしたい」という思いが大きくなってきます。

回復期リハビリ病棟のメリット

仕事は急性期と同じぐらい忙しい回復期ですが、メリットも存在します。

回復期ならではのメリットと、仕事内容をしっかり把握して、あなたに向いてる仕事かどうか判断するようにしましょう。

残業が少ない

回復期リハビリ病棟では、患者さんの容態が安定しているため残業が少ない傾向にあります。

急性期だと患者さんがいつ急変するかわかりませんので、急な残業も多くなりがちです。

残業という点だけで言うならば、主婦の方など働きやすい環境だと言えます。

個別性を重視できる

回復期では患者さんに寄り添った看護がしやすいため、個別性を重視した働き方ができるようになります。

患者さんの仕事や趣味など、入院前・退院後のことまでしっかり考えることが可能です。

患者さんの可能性を考えて看護していけるというのは、回復期の大きなメリットです。

看護師として理想の働き方をするために

急性期の看護に疲れたからと言って、回復期の看護師が長続きするわけではありません。

実際の仕事内容までしっかり把握したうえで、あなたに合った働き方を見つけることが重要です。

 

ただ、仕事内容だけ把握しても理想の働き方はできません。

人間関係や職場の雰囲気なども、理想の働き方を見つけるうえで非常に重要な要素になります。

 

もしあなたが今の職場を辞めたいと考えているのならば、

  • 実際の仕事内容
  • 職場の内部情報

この2つは事前にしっかり把握してから転職するようにしてください。

 

実際の仕事内容については、当サイトでも様々な看護師の体験談を掲載しています。

今回の記事のように、実際に働いて大変なことや向いてない人の特徴までしっかり解説しています。

 

職場の内部情報については、知人から情報を得るのもいいですが、できれば看護師専門の転職サイトを利用するようにしてください。

看護師専門の転職サイトならば、医療界に精通したスタッフが常駐しているため、内部情報に非常に詳しいです。

 

知人からの情報ではわからないような情報も得られますので、理想の働き方に大きく貢献してくれます。

長く働き続けることができる、理想の働き方を見つける努力を惜しまないようにしてください。

急性期以外の看護師の働き方

急性期のやりがいがありながらも大きなストレスを抱える働き方に疲れた人も多いと思います。

ここでは急性期以外の看護師の様々な働き方について、それぞれの特徴を紹介しています。

 ⇒医療行為はまったくなく保育士業務が主
 ⇒柔軟な対応力が必要だが電話対応のみ
 ⇒母親がやることと同程度の仕事内容
 ⇒医療業界には携わるが医療スキルは得られない
 ⇒保育士の中で看護師としての役割を果たすことに苦労する
医療行為がまったくないと、看護師としての存在意義に疑問を感じる方も多いです。
少しでも医療行為に携わりたいならば、検診センターなどがおすすめです。
 ⇒医療行為としては採血ぐらいで事務作業が主
 ⇒患者が相手ではないためストレスが少ない
検診センターや献血では看護師としてのやりがいが物足りない人も多いでしょう。
病院で患者さんと向き合うことができる仕事の、それぞれの特徴です。
 ⇒人の人生と向き合えてやりがいも大きいがストレスも大きい
 ⇒患者に寄り添った看護が可能だが医療処置は極端に少ない
 ⇒患者さんとの信頼関係を結ぶことができる貴重な職場
 ⇒患者さんとじっくり向き合えるが強いメンタルが必要
回復期リハビリの看護師を辞めたい
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