応募したい求人がない時に注意すべき2つの重要ポイントを実体験に学ぶ

転職を行う場合、その職種や希望条件、また詳しい業務内容などによって、求人数というものは大きく変わってきます。

 

自分が目指すべき部分を明確にしている場合には、見つかるまで転職活動を続けていければ良いですが、モチベーションの低下や金銭面の問題などで、長く探し続けることが難しい場合もあります。

 

 

そうなった場合には、自分の希望条件を見直して、妥協するところは妥協して転職先を探さなければなりません。

 

しかし、この条件についてちゃんと考えなかったために、転職後に後悔してしまうという事例が非常に多いようです。

 

 

 

転職前に自分で考えた希望条件で転職できるというのは、非常に難しいものです。

 

よって、希望条件の妥協というものはよくある状況になります。

 

 

しかし応募したい求人がない事で転職活動が長くなったり、金銭面の事情などで焦りが出てきてしまうと、正確な分析というものが出来なくなってしまいます。

 

全ての項目において見直しを行うというのは、意外と手間がかかりますし、妥協してよいところがどこなのかも判断しづらくなります。

 

 

その状況において、妥協してはいけない部分がどこなのかという事を、今回は詳しく紹介していきたいと思います。

 

まずはエージェントを利用したにも関わらず、応募したい求人がなく、その結果転職に失敗してしまった体験談をご覧いただきます。

 

 

この体験談では、応募したい求人がない時に誰しもが陥りやすい注意点が非常に分かりやすいものになっていますので、そういった点に注目してもらえれば、より理解していただきやすいかと思います。

 

体験談の後には、応募したい求人がない時の注意点についてより詳しくまとめていきますので、是非最後までしっかり読んで明日からの転職活動に役立てて下さい。

応募したい求人がない時の落とし穴を痛感した体験談

転職サイトに勧められた求人

はじめての転職での失敗談です。

 

社会保険労務士資格を持っているので、資格と知識をいかした企業に転職したいと思い転職活動を始めました。

 

 

ハローワークの求人はあまり条件の合うものがなく、職務経歴書の作成にも不安があったので、転職活動をサポートしてくれる大手人材紹介会社へ登録しました。

 

 

専任の担当者が決まり、登録面談の際に経歴や希望条件等を詳細にヒアリングされ、職務経歴書の書き方も指導してもらってから、専用ツールを使用して求人の紹介を受ける事となりました。

 

 

登録後1か月くらいは毎日10件くらいの紹介があり、その中から、希望する求人に応募・書類提出をしていましたが、なかなか書類選考を通過することができず、1か月半がたちました。

 

 

すでに退職して雇用保険を受給していたのですが、だんだん求人紹介数も減り、希望するような求人が益々少なくなってきた為、転職活動に不安が生じ始めてきました。

 

ちょうどその頃、専任担当者から電話がかかってきて、再度相談のため紹介会社を訪問する事になりました。

転職希望条件の見直し

内定がもらえない女性

当初は社会保険労務士資格を活かして、社会保険手続きや従業員からの相談を受ける仕事を希望しており、企業の総務人事職を目指していました。

 

ところが、当時の求人内容は私が未経験である労政対応や株主総会対応等の総務人事業務で、社会保険をメインとする給与厚生業務の募集がほとんどない状況でした。

 

 

紹介会社の担当者曰く、総務人事職は欠員補充での募集がほとんどのため、タイミングがあえば出てくるが、求人自体がなかなか少ないということでした。

 

そして、社会保険労務士資格があるということから、私がまったく考えていなかった人事のアウトソーシング会社への応募を進められました。

 

 

その会社は人事手続き・給与計算・社会保険業務を一手に引き受ける西日本でも規模の大きなアウトソーシング会社でした。

 

社会保険を担当する場合は、グループの社会保険労務士法人へ出向し、正社員は派遣社員を統括する役目をするとの事だったので、資格を活かして仕事をしながら人材育成も担当できるということでした。

 

 

希望とは違ったものの、私はその会社へ応募してみる事にしました。

転職後の仕事

疲れ果てた女性

結果的には無事採用され、希望通り社会保険労務士法人へと出向することになり一安心していたのですが、入社2日目から地獄が始まりました。

 

紹介会社から聞いていた話では、有名な大手家電メーカーや化粧品メーカーの出資でできた会社で、安定性もあり、やがてリーダー職になることができるのでお勧めと聞いていたのですが、実態は全く違いました。

 

 

日本を代表する名だたる企業の業務を請け負っており、毎日何万件もの処理をしている事から、中小企業の総務人事出身の私は、彼女たちからすると、まったく実務ができない資格を持っているだけの人間と思われたようでした。

 

 

さらに運悪く配属された部署の先輩社員は、派遣社員から社員採用されたため、キャリア採用にはあまり良い印象をもっていなかったようで、初日から派遣社員の下へついて仕事を手伝うように指示されました。

 

 

結局会社のルールなどの教育も全くないまま、派遣社員の管理が仕事と聞いていたのに、書類チェックなどの派遣社員と同じ実務を担当する毎日が続きました。

 

そして、入って1か月目にイベント業務の現場リーダーを担当する事になり、通常業務から離れて、食堂の奥にある空きスペースに移動させられてしまい、私の席はなくなってしまいました。

 

 

なんの説明もなく会社から自分の席がなくなり、まわりは長期休暇を順番にとる中、毎日1人で夜10時まで残業する日が続き、3か月でプロジェクトは終了しました。

 

そして、私は通常業務に戻る事になったのですが、当初の配属先に席はなく別部署に異動させられました。

 

 

移動後の部署でも社員の仕事はさせてもらえず、引継ぎもないまま辞めた派遣社員の後任として実務担当をする事になり、また毎日夜10時まで残業が続きました。

 

異動先ではサービス残業を強いられたり、評価を低くつけられたりと上司のパワハラもはじまり、耐えられず退職する事になりました。

 

 

プロジェクトで一緒に頑張った派遣社員から聞いた話では、この会社は人の扱いがひどいと有名な会社だそうです。

 

転職は自分で決めるもので、紹介会社の進めるままに応募してしまうと失敗すると実感しました。

応募したい求人がない時に注意すべき2つのこと

ここまでの体験談を読んで頂いたことで、応募したい求人がない状況での転職活動の大変さは理解して頂けたかと思います。

 

ここからは、この状況に置いて注意すべきポイントについてより詳しくまとめていきたいと思います。

判断力の低下

体験談では、転職エージェントを利用していたという事も大きな原因かもしれませんが、求人がない状況のせいで、冷静な判断が出来なくなってしまっている部分が見られます。

 

全く考えていなかった方向性の会社への転職を、深く考えずにとりあえず応募してみようという気持ちで話を進めてしまっています。

 

 

本来の希望とは大きく異なる案件なのにも関わらず、深く考えずに応募するというのは大きなリスクになります。

 

本来ならば、案件ごとに具体的に自分がどのように役に立てるのか?という事をしっかりと考えて、その上で応募するべきかどうかを判断すべきです。

 

 

しかしエージェントの勧めもあり、冷静な判断をする事もなく応募してしまっているため、この時点で転職に失敗してしまう可能性は非常に大きいと言えます。

 

転職エージェントを利用した転職の際には、難航した時にはもう一度条件についてしっかりと話し合ってから方向性を決めるべきです。

 

 

応募したい求人がない時以外でもそうですが、転職活動が難航してくると冷静な判断力というものが低下してきますので、一度間をおいて考えるという意識を持つ事がじゅうようになってきます。

職場の雰囲気や人間関係

職場の雰囲気や人間関係の問題と言うものは、どんな状況の転職においても必ず確認しておくべき重要なものです。

 

しかし、求人がない状況から焦りが生まれ、そういった当たり前にしなければならない事さえも出来なくなっています。

 

 

応募したい求人がない状況以外でもそうなのですが、どんなに追い込まれても、どんな精神状態になっても、職場の人間関係の問題を見つける努力だけは、絶対に忘れない様にしてください。

 

 

面接での担当者の言動や表情までしっかりと見極めて、会社全体として問題がある会社ではないか?

 

職場見学で実際に働いている労働者の表情や言動を見て違和感はないか?またネット上の口コミ情報で、大きなリスクのある会社ではないか?

 

 

こういった事は最低限していかなければ、職場の人間関係のリスクを小さくしていく事は出来ません。

 

今回の様に転職エージェントに勧められた案件、または人の紹介による転職、どんな状況においても、人間関係のリスクを見極めていく意識を持つようにしてください。

応募したい求人がない状況

このように、応募したい求人がない状況は、転職の際に一番厄介な問題となる焦りと同じようなデメリットを生んでしまうようになります。

 

分かってはいても考えられない様になるのが問題ですので、どんな状況においても今回紹介した2つのポイントだけは忘れない様にしてください。

 

・その会社で自分に何が出来るのか冷静に判断する

・人間関係の問題を見極める姿勢を持つ

 

これら2つのポイントを忘れない様にするだけで、転職に失敗してしまうリスクは大きく下げる事ができます。

 

また、今回の体験談ではエージェントを利用したうえで転職に失敗してしまっていますが、本来は非常に大きな力になってくれるものです。

 

 

あまりに厳しい条件の場合には転職エージェントとしっかりと話し合いの場を持ち、その都度自分の正直な気持ちを相手に伝えていけば、その大きな力をより良い方向へ使ってくれます。

 

正しい使い方をしていけば、転職において絶対に外す事の出来ない力ですので、転職エージェントのメリットをしっかりと理解して、是非前向きにこういったツールを利用していくようにしてください。

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