仕事で悩みを抱え、日々このように考えている人は少なくないと思います。
早く辞めたいのに我慢を続けるのは危険
しかし早く辞めたいと思っても行動に移せない、また早く退職しようと思っても辞めさせてくれないという状況も少なくありません。
辞めたくても辞められない状況が長く続いてしまうと、抱えるストレス量が限界に達し働くことが難しい状態になる可能性が高いです。
できるだけ早い対応が求められる状況ですので、絶対に我慢して働き続けるべきではありません。
早く退職したい人がやるべき正しい手順を解説
そこで今回の記事では、早く辞めるべき状況での正しい行動について解説していきます。
早く辞めた方がいい会社の特徴や、仕事を早く辞める方法など必要な情報を漏れのないように網羅しています。
特に早く退職する方法などはメンタルの持ち方も重要になってきますので、1日も早く辞めたい人はぜひ最後まで読んでください。
上司が簡単に辞めさせてくれないような状況でも、退職を実現するための具体的な手順などや、早く退職したいときに有効な退職理由なども同時に解説します。
順を追って記事を見ていくだけで、仕事を今辞めるべきなのかの判断ができ、あなたに最適な早く退職する方法も理解できるようになっています。
- 辞めさせてもらえない
- 上司が怖くて言えない
- 引け目を感じて行動できない
こんな人はすぐに退職代行を利用して退職した方がいいです。
「もう少し様子を見てから・・・」と我慢しながら働き続けると手遅れになる可能性が高いです。
退職代行を利用すれば
が可能です!我慢せず早めに相談するようにしましょう。
それではさっそく、早く退職すべき会社の特徴から見ていきましょう!
早く辞めた方がいい会社6つの判断ポイント
毎日早く辞めたいと悩んでいても、本当に今辞めるべき状況なのか?と悩んでしまう人も多いと思います。
悩みが深くなればなるほど、
- 本当に自分は今限界なのか?
- 本当に辞めるのが最良の選択なのか?
- どの選択が1番なのか分からない!
このような思考に陥ってしまいます。
シンプルに考えられるよう、辞めるべきでない状況と今すぐ辞めるべき状況をそれぞれ解説していきたいと思います。
早く辞めると後悔するかも?こんな状況では冷静に判断
まずは決して早く辞めるべきではない、冷静に判断すべき状況から紹介していきます。
大きく以下の2つのポイントに該当する人は、間違っても焦って辞めてしまわない様にしてください。
- 仕事が向いてない、合わない
- ただ漠然と辞めたい
それぞれ簡単に解説していきたいと思います。
仕事が向いてない、もしくは合わない
仕事が向いてない、もしくは合わないと感じている人は、状況によっては冷静な判断が求められます。
「もう何年も働いているのに、ミスばかりしてしまう!」状況ならば、一度仕事の適性を調べることをおススメします。
しかし「まだ仕事に慣れていない」「経験年数が浅い」状況において向いてないと感じているならば、これから変わってくる可能性は充分あります。
ただ漠然と辞めたい
ただ漠然と辞めたいと言っても、仕事がだるいから辞めたいといった安易な理由ではありません。
- 特に困っている訳ではないが、給料が低い
- やりたい仕事ができない
- 何がしたいか分からない
このような場合には、特に今すぐ辞める必要性はありません。
仮に転職したとしても、簡単に解決できるような問題ではありません。
また、以下のような人も今すぐ辞める様な状況ではありません。
- 辞めたいけど引き継ぎが面倒くさい
- 退職までの道のりが面倒くさい
今すぐ辞めなければならないほど困っている状況ではありませんので、冷静に状況をみるべきです。
仕事を早く辞めた方がいい状況6つ
続いてなるべく早く仕事を辞めた方がいい状況です。
これから紹介する仕事を辞めたい理由に該当する人は、積極的に辞めることを考えていくようにしてください。
- 体力的にきつい
- 結婚を控えた男性で経済的にきつい
- ストレスが限界
- 会社の人間関係が悪すぎる
- パワハラをうけている
- 精神的にしんどい
こちらもひとつひとつ簡単に解説していきたいと思います。
体力的にきつい
長時間労働や合わない肉体労働などで、体力的にきつい、限界がきている。
という人は、今すぐに辞めることを考えた方がいいです。
慣れればいい問題だと思うかもしれませんが、慣れと麻痺の違いには気をつけなければいけません。
特に長時間労働などは、意識的に慣れていっても体の疲労は蓄積されていきますので、過労死につながる可能性があるため注意が必要です。
結婚を控えた男性で経済的に不安
別に男性特有の問題でもないのですが、将来的に子供が生まれた場合のことまで考える必要があります。
特に産休中や育休中の期間に、男性の給与が低ければゆっくり育休をとれなくなる可能性もあります。
結婚してからだと余計に辞められない状況になりますので、早めに辞めることが重要です。
ストレスが限界
仕事で抱えるストレスは、大きくなりすぎると身体的な影響も大きくなります。
特にストレスの限界は感じづらい人も多いため、実際にストレスが限界だと感じている方は要注意です。
気付いた時には限界をとうに超えている可能性もありますので、早めの対処が必要になります。
人間関係が悪すぎる
人間関係の問題は非常に大きなストレスがふりかかります。
さらにストレス度合いが大きいだけでなく、自力で解決するのが非常に難しい問題でもあるため、「辞める」という選択でしか解決できない場合も多いです。
上司に相談して解決できる場合もありますが、解決が難しいと判断できる場合には、なるべく早く辞める様にしてください。
パワハラなどすぐに辞めた方がいい
昨今パワハラには厳しい目が向けられるようになっていますが、そんな中未だにパワハラの被害にあっている人も多いと思います。
この問題の大きいところは、個人間の問題ではなく、会社としてそれを黙認していることが問題です。
どこかパワハラを見逃す風潮がある職場である可能性が高いため、パワハラを受けている場合はすぐに辞めることを考えてください。
精神的にしんどい
ストレスが限界だという次元ではなく、精神的にしんどい状態になっている場合には、早急に辞める様にしましょう。
特に以下のような症状が出ている人は、明日にでも退職を伝えるか、休職するかした方がいいです。
- 何にも興味が湧かない
- 食事が喉を通らない
- 食べられてもすぐに吐いてしまう
- 夜眠れない
このような症状が出ている人は、いつ働けなくなってもおかしくない状態です。
決して無理せず辞めることを優先させてください。
仕事を早く辞める方法
それでは具体的に仕事を早く辞める方法について解説していきたいと思います。
まずは一般的な早く辞める方法。
そのあとには、通常の方法では辞められない場合や1日も早く辞めたい場合の方法についても解説していきます。
退職願いを提出する
まず最初にやるべきことは退職願を提出することです。
退職願の提出で退職することができるならば、一番円満な退職が可能になります。
退職願を受け取ってもらえないような状況ならば、別の方法を考えなければなりません。
会社は2週間で辞めることが可能
内容証明という証拠付きの形をとって退職届を提出すると、その手続きから2週間後に退職日を設定して会社を辞めることが可能です。
民法にて退職の意志を伝えた日から2週間後に辞められると定められています。
「もう行きたくない!」という人で退職代行などの利用にも躊躇する人は、内容証明郵便による退職届で退職日の指定手続きを行うようにしてください。
仕事を即辞めたいなら有給休暇を活用する
内容証明で退職届を送りつけるという力技を使うと、残り2週間出勤するというのも現実的ではありません。
ですので残りの2週間を有給休暇の消化に当てれば、出勤する必要さえもありません。
会社に行って辞める辞めないと交渉するよりもはるかに難易度は低いですので、本当に早く仕事を辞めたいという人は実行してみてください。
その後の手続きがあるため注意
内容証明を自分で送る場合には、辞めることはできますが、その後の手続きも自分で行う必要があります。
強制的に辞める流れを作っても、健康保険の任意継続する場合の手続きや残業代・退職金の確認など自分自身で行わなければなりません。
自分自身で行うストレスをとるか、多少の出費を踏まえて退職代行に依頼するのか?
あなたの状況に合ったものを選択するようにしてください。
入社してすぐ辞めたい場合には?
中には入ったばかりの会社を辞めたいという人もいるかと思います。
「仕事をすぐ辞めるのは甘えでしかない。」という考えもありますが、もちろんそんな常識では計れない様な職場も存在します。
どれだけ辞めたいのか?どれほど苦しんでいるのか?というのはあなたにしか分かりません。
ですので、仕事を辞めたい理由をもう一度しっかり見つめ直して、そのうえで本当に今すぐ早く辞めたい仕事なのか?
ということを冷静に判断するようにしてください。
早く退職する方法は認めてもらうこと
早く退職するための方法は、なるべく相手から説得されないような退職理由にするのが理想的です。
ただ退職理由を伝えれば話が終わるというわけではありませんので、上司との話し合いの際には伝え方に注意する必要があります。
特に話し合いの中で職場への不満などを口にしてしまうと、相手に説得の機会を与えてしまうことに繋がりかねません。
退職理由はシンプルに、そして余計な不満などをもらさないように気を付けて伝えることが、早く退職する方法として重要な要素になります。
職場の就業規則を確認しておく
就業規則にて退職する際の申告期限を確認しておきましょう!
いざとなったら就業規則関係なく2週間で辞められますが、円満退職するには就業規則に従った方が楽です。
事前に就業規則をしっかり確認して、余裕を持って申請できるようにしておきましょう。
会社に引き止められる前提で決意を固めておく
退職を願い出たものの会社から引き止めを受けて、思うように辞められないというのは良くある話です。
このような状況では、それなりの固い決意を固めておかなければ大概の人が会社の言いなりになってしまいます。
絶対に辞めるという断固たる決意を固めておけば、会社から何を言われようが辞める方向に持って行けます。
本当に仕事を辞めたいのならば【絶対に辞める意志】を持っておくようにしてください。
1日も早く辞めたいときの対処法
これらのような正攻法では辞められない状況に陥っている。
もしくは早く辞めたいけど、社内規定で2ヶ月前の申告が決まっている。
でも「今月中に辞めたい。」という人が辞められる方法を2つほど紹介していきます。
会社に退職届を内容証明郵便で提出する
辞める辞めないでトラブルになっている状況では、いつまでも辞めるための手続きを行うことができません。
そんな場合は退職届を提出することで、強引ですが早く辞めることができます。
ですが、そもそもトラブルになっている状況では退職届を渡すのでさえも難しい人が多いと思います。
そんな時は内容証明郵便で退職届を送るだけで辞めることが可能です。
民法上は労働者が辞めると言えば会社は拒否などできません。
すぐに辞めたいなら今すぐ退職届を提出
仕事を早く辞めたい場合には退職届をいつ提出するのか?が重要になってきます。
会社とのやり取りは大変な場合も多く、仕事を辞める時になんて伝えればいいのか?などいろんなことを考えてしまうと思います。
しかしそんな余計なことを心配しなくても、退職届を【提出する2週間後の日付】で提出すれば、強制的にその退職日に辞める流れにすることができます。
こういった形で仕事を辞めるのは逃げになる、と心配になるかもしれませんが、何度も言うように一番大事なあなたの身体の状態を最優先に考える様にしてください。
退職代行を利用する
費用は掛かりますが退職代行を利用すると、非常にスムーズに辞められるようになります。
こういった方は、多少出費はかかりますが、退職代行を利用した方がいいでしょう。
退職代行を勘違いしている人も多いのですが、退職代行は強制的に退職させるサービスではありません。
あくまで円満退職を実現してくれるサービスですので、辞めれないと悩んでいる人には非常にメリットが大きいサービスです。
普通に考えれば3万円前後の出費は痛いですが、「対面せずに円満即退職できるならうれしい」と感じる人も多いはずです。
業者によっては有給消化の交渉などもしてくれますので、辞めると伝えることさえも難しい人は利用したいサービスです。
残業代や退職金請求が必要なら弁護士の退職代行を利用する
民間の退職代行では、弁護士監修であっても残業代や退職金の請求はできません。
民間企業でこの行為を行うと違法ですので注意が必要です。
弁護士事務所に頼むのは躊躇するという人も多いと思いますが、LINEで簡単に相談でき、スタッフ対応が抜群に優秀な弁護士法人みやびの退職代行サービスなら安心して利用できると思います。
料金も55,000円と、弁護士による退職代行の中では最安レベルの設定になっていますので、価格的にも安心というのも大きなポイントです。
有給消化だけの交渉なら労働組合の退職代行で可能
早く退職したい時に有効な退職理由
早く辞めたいけど、どんな退職理由が一番スムーズに辞められるのか?悩む人も多いかと思います。
この辞める理由というものは意外と重要であり、内容次第で引き止められる確率も変わってきます。
いかに引き止められない様な退職理由を考えるか?が重要ですので、いくつか具体例を紹介しておきたいと思います。
給与による経済的な理由
現在の給与では、自分の思い描いている生活ができないなどの理由を前面に押し出せば、相手側は簡単に給与を上げる訳にもいかない為、了承せざるを得ない状況になります。
「給料がすべてではない」という説得もありますが、人によって人生設計に対する収入は変わってきますので、気にしないようにしましょう。
人生設計の理由
あなたが思い描く人生設計を前面に押し出すことも円満退職に有効です。
今の労働時間や給与、職場環境では理想の人生を歩んでいく事ができないということを、なるべく詳細に説明する事ができれば、相手も何も言い返せない状況を作りやすくなります。
退職理由で体力の限界はおすすめできない
中には体力の限界という理由で退職を考えている人もいるかと思います。
しかし早く仕事を辞めたいのならば、体力の限界という退職理由を伝えるのはおすすめできません。
病気や精神的な疾患ならば話がスムーズに進む場合も多いですが、体力の限界という退職理由だと引き止められる可能性が大きくなるからです。
「環境を改善する」「働き方を考える」など、会社にしてみれば引き止めしやすい理由だと言えます。
体力の限界と濁すのではなく、何か具体的な体調の変化を伝えた方が早く仕事を辞めることができるかと思います。
病気
退職理由として病気は、相手からしてみても深く追求しづらい領域ですし、何ならすぐに休職して職場に行かずに済む理由にもなります。
ただひとつ注意点としては、休職の場合には職務規定によって診断書の提出が定められている場合があります。
厳密にいうと提出する義務などはありませんが、規定となっている以上揉めてしまう原因になる可能性が高いです。
休職ではなく退職だけならば、病気という理由は辞めやすい退職理由だと言えます。
両親の介護
何度も言いますが、会社側から深く突っ込みづらい理由というのは、早く辞める理由としては効果的です。
その中でも両親の介護という退職理由は、会社側からしても引き止めづらい理由になります。
ただ引っ越しを伴わない場合には、勤務時間など働き方の改善を提案されることもあるため注意が必要です。
家業の手伝い
同じく家業の手伝いという退職理由も、会社側から引き止められにくい理由になります。
ただこれまで家の話をしていないというのが前提になってしまいます。
海外留学
現実的ではない理由に聞こえるかもしれませんが、だからこそ効果的な理由になります。
急に海外留学するから辞めると言われると、会社側も何といえばいいのか分かりません。
完全に個人の生き方に関する部分なので、会社側も引き止め方が難しい退職理由になります。
独立
ある程度スキルを持っているのならば、独立という退職理由を使うのもおすすめです。
あまりにも無関係な職種での独立というと、余計に話が長びいてしまう可能性もあるため注意が必要です。
ただ「そんなに甘くないぞ」と引き止められる可能性もあるため、早く辞める理由としてはあまりおすすめできません。
結婚に伴う転居
結婚したばかり、結婚予定、もしくはいつか転居する予定だったという人は、転居も辞めやすい退職理由になります。
ただこの状況以外の人には使いづらい退職理由かと思いますので、汎用性は低いと思います。
スキルアップや資格取得
自分のやりたいことを、もっと専門的にスキルアップしていきたいというのも辞めやすい退職理由です。
やりたいことを専門的にできる企業への転職、または資格取得なども良い理由です。
ただこれも会社側から「今後専門的にできるように考慮する」など言って引き止められる可能性があるため注意が必要です。
確実に退職できる理由としては病気が最も有効
会社の体制などによって変わってくるため絶対とは言い切れませんが、早く辞めれる可能性として高い理由は以下の3つになります。
この中でも病気は話がこじれてしまう可能性も低く、病気療養のための退職だと退職届に記載すれば、スムーズに話が進む可能性は高いです。
体力の限界やストレスによる不調がある場合には、病気を理由に退職を伝えると良いかと思います。
退職理由を病気とする場合の例文として下記を参考にしてみてください。
仕事を早く辞めた方がいい状況3つ
辞めるべきでない状況と今すぐにでも辞めるべき状況の判断ができたとしても、辞めると言えないという人も多いんじゃないかと思います。
こう思ってしまう気持ちが分かるのですが、一番最優先して考えるべきはあなたの身体です。
そして間違ってはいけないのが、悪いのはあなたではなく会社だということです。
そのような状態にしてしまっている会社に責任があるのであって、辞めるあなたが悪いわけではありません。
仮に気持ちの切り替えがうまくできなくても、時間が経てば周りの人も逃げ出すから大丈夫です!
無駄に考えすぎることはしないようにしてください!
仕事を辞めたいのが甘えだと思われる
仕事を辞めるということは、確かに状況によっては甘えであることも多くあります。
しかしこの記事をここまで真剣に読んでいるあなたは、すでに甘えで辞めると言っている状況ではないのではないでしょうか?
ここまで悩んで、自分の人生のために何ができるか?幸せな人生を送るためにどうするべきか?
真剣に悩んでいるからこそ、この記事をここまで真剣に読み進めているのだと思います。
あくまで甘えで仕事を辞めている人もいるんだぐらいの認識でいるようにしてください。
人手不足で辞めたいと言えない
辞めたいと言えない状況において、ここからが難しい問題になります。
悩みが大きくなる場面ですが、実際に人手不足の状況では「上司がとりあってくれない。」「新しい人が入らない限り辞めさせてもらえない」といった対応も存在します。
話しを全く取り合ってくれなかったり、退職願を受け取ってもらえないような状況では、正攻法では退職できません。
上司が怖いから言えない
普段からパワハラを受けていたりすると、怖さから辞めたいと伝えることさえもできません。
普段から相当な扱いを受けているのに、「退職したい!」なんてとてもじゃありませんが伝えることはできません。
このような状態の場合にも、正攻法では辞めることは難しいと言えます。
早く辞めたいけど辞められない!1歩踏み出せない理由
人は早く辞めたいと思っても、そう簡単に辞められるものではありません。
何も考えずパッと辞めてサッと転職を成功させられれば楽ですが、残念ながら人生はそんな簡単ではありません。
そこで、辞めたいのに1歩踏み出せない状況をどのように打破していくべきなのか?
それぞれの原因別に解説していきたいと思います。
辞める不安が大きい
仕事を辞める時には、様々な不安が降りかかるものです。
次から次へと不安が襲ってきますが、一度冷静になってみましょう!
これらの不安は、「仕事を辞める」ことに関する悩みではなく、辞めた後の「転職」に関わる悩みです。
正しい転職活動を行えば、「辞める」ことには直接関係ない悩みですので、切り離して考えることが大切です。
この記事を読み進めれば正しい転職活動のやり方も理解できますので、余計な不安で1歩踏み出せない状況からは早く脱するようにしましょう。
仕事は辞めたいけどお金がない
「辞めたいけどお金がない」という不安も一見ありがちですが、これも気にする必要はありません。
確かに無職状態が続けば金銭的な負担は大きくなっていきますが、辞める手続きと同時に転職先を見つけていくのが基本です。
在職中に転職活動をする余裕がないという人もいるかと思いますが、働きながら理想の転職先を見つける方法もしっかり解説していきますので安心してください。
余計なことは考えず辞めることに集中すればいい
このように、会社を辞める前の不安というものは、実は仕事を辞めることにあまり関係性は高くありません。
一番大事なのはあなたの心身状態ですので、自分の身体を一番に考えて行動できるように切り替えてください。
ただ、あくまで本気で今すぐ辞めたい人の場合の話です。
冷静に考えてみれば、「今すぐ辞めなければならない状況ではない。」場合も多いです。
本当に今すぐ辞めるべきなのか?はしっかり考えておくようにしましょう。
仕事を早く辞めたいのはどんな理由が多い?
仕事を早く辞めたいと思うのは、どんな理由が多いのでしょうか?
ただ仕事を辞めたい状況と、早く辞めるべき状況は分けて考える必要があります。
しっかり準備期間を設けて、理想的な転職を行えればそれに越したことはありません。
ここでは一般的な仕事を辞めたい理由をもとにして、早く辞めるべき退職理由について解説していきたいと思います。
仕事を辞めたい理由
マイナビ転職が行ったみんなの「仕事辞めたい」理由7選のアンケートでは、以下のような結果になっています。
※引用
1.給与明細を持つ手が震える! 仕事辞めたい理由は「お金」
2.振り回されてイライラMAX 仕事辞めたい理由は「人間関係」
3.働き始めて分かった、実態。 仕事辞めたい理由は「仕事内容」
4.会社に身をささげすぎ……? 仕事辞めたい理由は「労働時間」
5.これ以上、会社色に染まれない! 仕事辞めたい理由は「社風」
6.理不尽な扱いに涙! 仕事辞めたい理由は「評価」
7.ただただ、働きたくない
これらはすべて、仕事を辞める理由としては十分な理由なります。
しかし、今すぐ早く辞めたい理由となると、これらすべてが該当するとは言えません。
このアンケート結果を参考にしながら、どのような理由が早く辞めるのに十分な理由なのか解説していきたいと思います。
人間関係で大きなストレスを抱えている
人間関係で大きなストレスを抱えていると、精神的に病んでしまい働けなくなってしまう可能性があります。
距離感を置いたり、接し方を工夫したりとやるべき対処はやるべきです。
しかしそれらをやっても解決しないぐらいの問題ならば、早く辞めることを優先させるべきです。
ブラック並みの労働時間
度を越えた労働時間は、過労死のリスクを高めます。
疲労の蓄積は自覚しながらもギリギリの状態で働き続けても、ある日突然倒れてしまう可能性は高いです。
厚生労働省の過労死に関するサイトでも、過労死を防ぐために週60時間以上の労働をなくすように喚起されています。
今現在週60時間を超える労働時間かどうかをひとつの基準として考えるようにしましょう。
仕事を早く辞める理由はもう一度整理しておくべき
ここまで解説した内容をもとに、あなたが仕事を早く辞める理由をもう一度整理しておくようにしましょう。
- 早く辞めるべき状況か?
- 1日でも早く辞めるべき限界の状況ではないか?
- 少し余裕をもって転職の成功に焦点を合わせるべきではないか?
整理したうえで早く辞めるべき状況ならば、すぐに行動に移すようにしましょう!
焦って転職するリスクも必ず考えておくべきですので、最後にそのリスクを知ってもらうための体験談を紹介しておこうと思います。
早く辞めるリスクと辞めないリスクをしっかり天秤にかけて、冷静に判断するようにしてください。
早く辞めたい願望だけを優先させて失敗した体験談
私が早く辞めたいと考え始めた理由は、会社の人間関係に疲れたからでした。
「もう会社に行きたくない」「早く今の仕事を辞めたい」と、とにかく焦っていたと思います。
それから様々な転職支援サイトに登録して辞めるための準備を始めました。
それまで食品会社の会社に勤めていた為、同じような職種なら内定がでやすいのではないかと考え、会社の規模などには特に拘らず食品関係の会社に絞っていました。
そして転職活動を初めて2ヶ月ほどで、お菓子の製造をやっている中小企業から内定を頂き、とにかく早く別の会社に勤めたかった私は、すぐにその会社に決めてしまいました。
早く辞めたいと焦って転職した会社の職場環境
入社後、その会社の製造部門に配属されたのですが、製造ラインは外国人の派遣の方ばかりで日本人はほとんどいないという環境でした。
中には日本語があまりできない外国人の方もいて、何か聞いても相手が理解できず上手く伝わらないといった事も多かったです。
その会社は派遣で来ていた外国人の方を会社の社員としてスカウトし雇っていたりしたので、会社の社員にも外国人の方が何人か居ました。
日本人の社員も、上の役職の人たちを除いては20代と30代の方ばかりで、全体的に若い人ばかりでした。
今思えば、その時点で少し疑問に思っておけば良かったのかもしれません。
日本語があまり通じなくて上手くコミュニケーションがとれなくても、身ぶり手振りで伝えたり、日本で暮らして長い同じ国の出身の派遣の方に通訳として入ってもらったりして、ライン作業の仕事などはどうにかなっていたので、そこまで考える事はありませんでした。
しかし、やっぱりその言葉の壁がはっきり出る場面も出てきました。
早く辞めることばかり考え転職する職場の問題に気付かない
新しく何かを製造するとなった場合や、何かこれまでと変更があったときなどは資料が配られ、それに基づいて作業をしなければならなかったのですが、日本語で難しい漢字も使われた資料なので、当然資料だけ渡されても外国人の方たちは読める訳もありません。
なので、日本人の社員が事細かく作業を外国人の方一人一人に教えていかなければなりませんでした。
また、作業書の作成も外国人の社員は作れない方ばかりなので、作業書の作成も日本人の社員が全てやらなければなりませんでした。
そういった経緯もあり、日本人社員の仕事の負担量はかなり大きく、早出残業は当たり前という会社でした。
しかし、取引先の監査が入るときに指摘されるので、タイムカードはなるべく時間通りに切るようにと言われていました。
そんな状況が続いたため、結局入社して半年ぐらいでまた辞めたいと考えるようになりました。
以前使った転職支援サイトで色々と求人を見始めたのですが、その会社の求人がまた載っていました。
早く辞めたいと先走った転職が失敗した理由
私が入社してから半年で、私の部署だけでも二人辞めていたので、慢性的に人手不足の会社なんだとその時気付きました。
転職支援サイトに登録したのも転職を考え始めてからで、早く仕事を辞めたいという焦りから転職活動に時間をかけてなかった私は、その会社がどれくらいの頻度で求人を記載してるのかなどが分かっていませんでした。
長い時間をかけて転職活動をしている方だと、「ここの会社はまた求人出している」とか、そういう点に気付くのかもしれませんが、私は活動期間が短かかった為、全く気付きませんでした。
業務拡大などで人を多く集めなきゃならないという状況を除いて、求人を出すということは「人が辞めるからまた人を入れなくてはならない」という状況になります。
さらにその求人を何度も出しているのは、辞める人が多い会社だという可能性が高くなります。
その後、再度転職をしましたが、その時は早く辞めたいと焦らずじっくりと会社を見極めるよう心掛ける様に注意しました。
そのお陰か、とても良い会社に巡りあうことができました。
時間をかければ必ずしも良い会社に就職できるとは限りませんが、転職するなら心と時間に余裕を持っていたほうがより良い会社に巡り会えると思います。
転職したい時には早く辞めたいと焦るのは禁物
もし今すぐに辞めるような状況でなければ、在職中に転職サイトに登録して理想の職場を地道に探すというのもひとつの手ではあります。
しかし本当に早く辞めたい状況ならば、転職サイトに登録して求人を探していくという形では、時間が足りずに中途半端な条件で後悔してしまう可能性が大きくなってしまいます。
今回の状況のように、時間的余裕がない状況で転職を成功させるには、エージェントの利用は絶対に必要だと思ってください。
転職エージェントで失敗するリスクを下げる方法
転職エージェントを利用すれば、本来自分自身で調べるのが大変な、会社の評判であったり、もっと言えば人間関係の問題など、事前にリスクを回避できるようになります。
失敗のリスクを下げるためには、こういったリスクの有無を調べておくのは非常に重要ですので、大きなメリットだと言えます。
あなたがやるべきことは、先ほど言った希望する労働条件をしっかりまとめて、エージェントに伝えるだけです。
もちろんお互い誤解のないようにしっかり話し合いをしなければなりませんが、それでも自分ひとりで転職活動を行うよりはずっと労力を減らせるようになります。
転職エージェントのメリットは多くの人が理解できていない
「転職エージェントは信用できない。」「自分のペースで活動していきたい。」など転職エージェントを避ける人も多いんじゃないかと思います。
しかしこれから紹介する、転職エージェントのメリットだけは必ず把握した上で、使うか使わないのかを判断するようにしてください。
ミスマッチを防げる
まず転職エージェントを利用すると、希望条件や働き方のミスマッチが生まれる可能性が低くなります。
通常の転職だと、求人を見て会社の評判を調べ、面接を受けた時点で初めて職場の詳しい環境を知ることができます。
しかし転職エージェントを利用した場合、業界に詳しいアドバイザーからその企業の詳しい情報をもとに、あなた自身の希望条件に近い企業を選んでくれますので、その情報を吟味した上で応募するかどうかを決められるようになります。
つまり、応募前に通常の転職よりも詳しい情報を使って応募すべき企業かどうかを判断できるという訳です。
これは非常に大きなメリットで、理想と現実のギャップを限りなく小さくすることが可能になります。
こういったミスマッチを防げるだけで、失敗してしまう可能性はかなり下げられるようになります。
満足度の高い求人に出会う可能性が上がる
この部分を把握していない方が非常に多いのですが、世間に出回っている求人情報は、目に見えるものだけがすべてではありません。
ハローワークなどに行って、「ろくな求人がないな」と感じた人も少なくないと思います。
エージェントには非公開求人というものがあるのですが、この非公開求人、エージェント会社によって独占している場合も珍しくありません。
例えばA社の非公開求人はエージェントBが独占しており、C社の非公開求人はエージェントDが独占していると言った具合です。
こういった非公開求人は、大手に多かったり条件が良かったりすることがほとんどですので、ハローワークなどの媒体だけで転職活動を行うのは、実は非常に勿体ないことなのです。
それなりのスキルを持っていながら満足の行く会社に就職できないという方は、実はこういった非公開求人を逃しているからかもしれません。
信用できない、怪しいなどの理由で転職エージェントを避けるには、あまりにも大きすぎるデメリットになってしまいます。
結局エージェントを利用した方が面倒な手間は少ない
エージェントに登録すると、「面談などしなくてはいけないのが面倒くさい」「連絡がちょくちょく来るのがうざい」といった意見も良く聞きます。
しかし、基本的に面談は最初の一回だけですし、何よりエージェントを利用した方が減らせる労力の方が多くなります。
確かに最初の面談は面倒だと思うかもしれませんが、面接の日程調整や内定受諾までの期日調整、さらに給与交渉や入社日日程の調整など、自分ひとりで企業を相手に行うのは面倒な作業をエージェントがすべて行ってくれます。
こう考えれば、どう考えても転職エージェントとの1回の面談の方がはるかに楽だと感じるはずです。
さらに「連絡が来るのが面倒くさい」という意見についても、デリケートな話の為、基本的には電話でちょくちょく連絡してくるなどあり得ません。
面談後は定期的に送られてくるメールを確認し、希望に沿ったものかを確認、そして食い違いがあればどのような点が不満なのかを利用者側から連絡すると、より希望に沿った求人へと絞っていくだけです。
もちろん任せっきりだと話が進みませんので、キチンと確認して連絡する行動は重要になります。
今すぐ辞めたいなら転職エージェント一択
このように実は多くの人が把握できていない、非常に大きなメリットが転職エージェントにはあります。
これらのメリットを考慮し、それでもエージェントを使わずに転職を行うのか?しっかり天秤にかけて考えるようにしてください。
もう一度言いますが、エージェントを利用するメリットは非常に大きく、
という通常の転職とは次元の違うメリットになります。
ぜひ冷静に判断していただき、転職エージェントの利用を前向きに考える様にしてください。
転職エージェントの正しい活用法
あなた自身の条件設定をある程度決めておいて、それをエージェントにしっかりと伝えていくと、信頼関係が築かれていきます。
あなたの条件設定があやふやだと、エージェントもどうしたら良いのか分からなくなりますので、しっかり条件設定はしておくようにしてください。
現代において転職に失敗している人は、エージェントを利用していないか、もしくはエージェントとの信頼関係が築けていないという人がほとんどです。
転職エージェントに自分の条件をしっかりと伝えて、その上でエージェントと共に活動していけば、成功率が大きく跳ね上がりますので、今後の転職活動は、必ずエージェントを利用するようにしてください。
最後にひとつ注意点として、エージェント自体も見極める必要があるということを憶えておいてください。
中には自分の目先のメリットしか追いかけないような悪質なエージェントも存在しますので、信頼に足る人物かどうかは必ず見極めなければなりません。
ただ今回のような状況では、数あるエージェントの中から信頼できる人を見極める時間さえも勿体ないですので、そういった方はひとまずdodaを利用してみてください。
dodaならば転職経験者満足度No.1ですので、安心感が非常に高いです。
エージェントを使うことによって、転職活動の質は大きく変わりますので、1日でも利用を迷っているのがもったいないほどです。
ぜひ今すぐに転職エージェントを利用して、その大きな力を実感してみてください。もちろん利用料は無料です。
余裕があればもう1つか2つぐらい転職エージェントに登録しておけば、あなたにどうしても合わない様なエージェントになった場合にも、複数の選択肢から選ぶことができますが、dodaを利用しておけばそういったリスクも低いので、大丈夫かと思います。
仕事を早く辞める方法まとめ
最後になりましたが、仕事を早く辞めたいと思っても、勢いに任せて辞めてしまっては、また次の職場で新たな悩みを抱えてしまう可能性が大きくなってしまいます。
早く辞めたいという気持ちは抱えたままで構いませんので、ぜひ今回紹介した行動だけは意識するようにしてください。
もちろん悩みが大きすぎて限界がきているのならば、今すぐ辞めてストレスから解放されるという選択も重要です。
様々な求人を見て、またスキルの棚卸もしっかりと行えば、明るい未来が具体的に思い描けるようになり、今の悩みもこれまでほど強くは感じなくなるはずです。
そうなれば働きながらの転職活動も充分可能ですので、よりじっくりと企業を見極めることができる様になり、理想の職場を見つけられる可能性も高くなってきます。
さらに先ほど紹介したような転職エージェントのメリットを有効利用していけば、かなりの確率で転職を成功させることはできます。
勢いだけで転職して失敗している人が非常に多くなっていますので、是非今回の記事を参考にして頂き、冷静な判断が出来る様にしてください。