請負会社正社員のデメリットや派遣と請負正社員の違いを体験談に学ぶ

雇用形態は正社員だけど職種が請負ってどういうこと?

正社員と請負社員の違いがなに?

偽装請負など労働者に大きな不利益となる労働形態もあるため、違いについてはしっかり把握しておく必要があります。

 

どんな職種であれメリットやデメリットは存在しますが、特に請負社員はデメリットが大きくなるため注意が必要です。

 

請負会社の正社員や請負社員と呼ばれるものは、実際どういった働き方をするのか?

具体的にどのようなデメリットがあるのか?

 

こういった部分を実際の体験談をもとにして、詳しく紹介していきたいと思います。

まずは体験談をご覧いただきますが、こちらは請負会社正社員の話になっています。

 

請負会社についてすでに詳しい方は、体験談の方は読み飛ばしていただいて構いません。

体験談のあとには、請負会社の正社員と請負社員との違いやデメリットなどを詳しく紹介していきます。

 

あなただけが損をする不利益な働き方をすることにならないよう、しっかり読んで参考にしていただきたいと思います。

請負会社正社員のデメリットを痛感した体験談

請負会社の正社員として働いた体験談

私は以前製造業で、派遣という形で働いていました。

契約期間が終わり次の仕事を探していたのですが、今度は派遣の様な有期契約のような仕事ではなく、契約期間の定めがない仕事で職を探そうと考えました。

 

そこで目に入ったのが、請負会社の社員という雇用形態でした。

ちょうど自宅から通える範囲に求人があったので、そこで働こうと応募したところ、見事採用になりました。

 

今考えると、派遣社員も請負社員も下請けという点で、あまり差がないという事に早く気付くべきだったと後悔しています。

給料は派遣社員よりも下がったものの、安定して出るようになりました。

 

仕事内容としては、請負先にて部品をハンドリフトやフォークリフトで運搬するという仕事でした。

フォークリフトの資格を持っていた私は、そこでフォークリフトの経験を積もうと思い、より仕事をさせてもらえるようにと、残業して練習したりしていました。

請負会社の特徴

請負会社正社員のキツイ労働形態

そしてフォークリフトに問題なく乗れる様になり、そこまでは良かったのですが問題はシフトと勤務時間でした。

請負会社というものは、人の出入りが激しく、1か月に1回の割合で人が入れ替わります。

 

自分が仕事を教えたり、教育した人が次の週から来ないというのはざらでした。

そして、そのしわ寄せが自分に返ってくる事になりました。

 

人が辞めた分は、今いる人でカバーするしかないので、当然早出や残業が増えます。(三交替なので欠勤者がでると早出と残業をする日がありました。)

ここが理不尽と思った部分でした。

 

そうなると、月の残業時間は80時間を超えました。(毎週休日出勤があるほど忙しいので合計するとこうなります。)

 

このような状況だと体に負担がかかるので、なんとか残業を減らせないかと上司に相談したのですが、人手不足なので無理だという返事をいただきました。

 

かなり無茶な働き方をせざるを得なく、心身ともに限界が来ていました。

酷いときは、週7日勤務で1日休みということもありました。

 

それでも、やっと社員になれたという思いが強く、辞めるに辞められずなんとか仕事を続けていきました。

そしてこの仕事に就いて2年経った後、一向にこの無茶な労働は改善されることなく、むしろどんどん酷くなっていきました。

 

あまりにも人がいないので、事務所の人間も現場に出て仕事をするという事態になってしまっていました。

一応、求人広告やハローワークには求人を出しているのですが、良くない噂が広がっているため、一向に人が集まりませんでした。

 

10年以上務めたベテランでさえも、嫌気がさして辞めていってしまいました。

昇給や昇格を希望していた自分は、積極的に仕事を覚えたいと他の部署に応援に行ったりしていましたが、逆に仕事を覚えれば覚えるほど残業や休日出勤が増え、損することが多くなりました。

 

その分さらに仕事を振られるようになり、給料も決して良いものとは言えないので、残業や休日出勤は、あまりやりたくないようになりました。

有休もありましたが、人手不足なので中々取得できず、体を休ませることは出来ませんでした。

転職を決意

転職することを決意

こういった理不尽な労働環境に耐えきれず、自然と転職を考える様になりました。

ちょうどフォークリフトにも乗れる様になったので、今がチャンスだと思いました。

 

請負など、元請けの会社の言いなりになるような仕事ではなく、自分の経験を活かせるような仕事に就きたいと考え、転職活動を始めました。

そうして選んだ仕事は物流関係になりました。フォークリフトの免許も活かせそうだったからです。

 

早速面接を受けると、即採用となりました。面接のときに確認したのは、残業時間はどのくらいか、有休は取得できるのかなどの事でした。

幸いなことに人手不足ではなく、ちゃんと有休も取れる環境だということが分かりました。

 

今回の転職はうまくいったと思います。

ここまで書いてきましたが、転職というのは本当に慎重にやらなければならないものだと思います。

 

理不尽な職場環境に耐えることができるならばそれでも良いと思いますが、そうでないのならば、時間をかけてでも良い職場に巡りあえる様に、しっかりと転職活動をした方が良い結果になるのだと思います。

 

自分の心と体を一番に考えて活動する事が大切だと思います。

業務請負正社員とは?

業務請負正社員とは?

体験談を読んでいただいたことで、請負会社の正社員がどんなものかは理解していただけたかと思います。

では一般的に混同されやすい、請負会社の正社員と請負社員の違いについて、ここから詳しく紹介していきたいと思います。

1.請負会社の正社員

体験談のような雇用形態が請負会社の正社員です。

会社自体が様々な企業から案件を請け負っており、その会社に雇用される形態になります。

ですので請負会社の指揮系統のもと仕事をすることになります。

2.請負社員

問題となるなのが、この請負社員になります。

ここまで請負社員と紹介してきましたが、厳密には請負社員という雇用形態はありません。

 

会社と雇用契約を結ぶわけではなく、基本ひとつの仕事を会社から請け負うという形になります。

本来請負ならば会社の指揮系統には所属しないのですが、働き方を会社に支配されるなど偽装請負と呼ばれるものも多く注意が必要です。

派遣社員との違いは?

似ている形態として派遣がありますが、派遣は派遣会社と雇用契約を結んでいますが、指示系統は派遣先の会社にあります。

派遣先に決められた仕事を進めて、派遣会社から給料をもらうことになるため、請負会社とも請負社員とも異なります。

業務請負正社員のデメリット

 

今紹介した請負会社の正社員・請負社員・派遣の3つの中でも注意したいのが請負社員になります。

偽装請負とは何なのか?具体的にどのようなデメリットがあるのか?

請負社員について詳しく紹介していきたいと思います。

社員ではなくなる

請負社員は、会社と雇用契約を結ぶわけではありませんので、厳密には社員ではなくなります。

 

もし会社から、正社員から請負社員に契約変更してほしいと言われた場合、それは正社員としての契約を一度解除して、単発の仕事を発注する契約に切り変わるということです。

 

つまり、単発の仕事が終了した場合、次の仕事がないこともありますし、さらに会社とあなたとの間にそれ以上の契約はないため、あなたは一気に無職状態になってしまう可能性もあります。

給料など待遇面で大きなデメリットがある

請負契約となると、社員ではなくなるため決まった給料がなくなります。

扱いとしてはフリーランスと同じになるので、年金などの保険料の支払いも自分で行う必要があります。

 

さらに会社に所属しているわけではないため、残業代ももちろん出ませんし、有給休暇などもありません。

自分のペースで働けるならまだいいですが、もし会社の指示のもと働かなければならないならば、あなたにメリットはひとつもありません。

偽装請負ならあなただけが損をする

請負契約なのに、会社の指揮系統のもと仕事を行わなければならない状況ならば要注意です。

  • 上司の指示のもと仕事を進めている
  • 勤務時間や休日など会社の指示のもと決められている

このような状況ならば、それは請負契約ではなく偽装請負の状態です。

 

請負契約のメリットを上げるとしたら、あなたのペースで仕事を進められて、かつほかの案件も自由に受けられるということです。

それなのに正社員と同じような働き方を強制されていては、ただ低賃金で好きなように働かされているに過ぎません。

 

請負契約する際には、上記2つのポイントをしっかり確認して、本当に請負契約としての働き方ができるのか?事前に把握しておくようにしてください。

請負契約は簡単に受け入れるべきではない

このようにもし会社から請負社員としての働き方を提案された場合には、決して簡単に受け入れるべきではありません。

簡単に言えばあなたはフリーランスとして働くということですので、継続的かつ幅広く案件を獲得できるのか?が重要になってきます。

 

  • 他の企業からも案件を獲得できそう。
  • 自分のペースで仕事を進められる。

そんな状況ならば、請負契約という働き方もいいかもしれません。

 

しかしそのような地盤がないのならば、請負契約の話が出た時点で転職活動を始める様にしてください。

そのような状況ならば、絶対に長く働き続けることはできません。

 

まだ猶予がありそうならば、転職サイトに登録して求人情報を常にチェックしておきましょう。

転職情報をチェックする際には求人数が多くなければ話になりませんので、必ず最大手のリクナビNEXTに登録して求人情報をチェックするようにしてください。

 

もし猶予がない状況ならば一刻を争う状況ですので、転職エージェントを活用して転職するようにしてください。

焦った状況で自分で転職活動を行っても、絶対に転職はうまくいきません。

 

焦った状況では転職できたとしても、ほとんどの人が後悔して再転職活動を行う羽目になります。

再転職となると一気にハードルが上がりますので、時間がない場合は必ず転職エージェントを利用して、1回で転職を成功させるようにしてください。

 

転職エージェントは、担当との相性もありますので、何か所か登録してみて気の合いそうなエージェントを探してみるのが良いかと思います。

気の合わないエージェントに当たった場合には、その旨キチンと伝えれば交代もしくは他のエージェントサービスに移ることも可能です。

 

もしそのような手間が面倒くさい、もしくは悠長に選んでいる時間がないという人は、dodaを利用してみてください。

dodaはエージェントの平均点が高く、利用者の満足度も高いため安心して利用することができます。

 

 最後になりますが、もし会社から請負契約を打診されている状況ならば、本当に切迫した状況だと言えます。

ズルズル話が進んでしまえば、損をするのはあなたひとりです。

 

決してそんな状況にだけはならないように、似たような状況に置かれている人は、すぐに行動を開始するようにしてください。

正社員を目指す場合に注意すべきポイント
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