重心の看護師を辞めたい|向いてない人の特徴や辞める時の判断基準

重症心身障害児かで働き始めて、もちろん熱意をもって患者と向き合っているけど、

「ケアが中心で医療行為の経験が積めない」

「このまま重心で長く働くと、転職する際に不利になるんじゃないか」

そんな不安を抱えてはいないでしょうか?

 

結論から先に申し上げると、よほど大きな悩みを抱えていない限り、今すぐ辞めるべきではありません。

重心で長く働くデメリットより、早く辞めてしまうデメリットの方が大きいです。

 

呼吸器管理や患者に寄り添った看護など、重心でこそ学びが深いものはしっかり学んでからでも遅くはありません。

周りの看護師と比べてしまい、ついつい焦りを感じてしまうことも多いですが、一度落ち着いて考えるようにしましょう。

 

今回の記事では、

  • 重心に向いていない人の特徴
  • 辞める時の判断基準

これらの内容について、実際の体験談をもとに解説していきたいと思います。

重心病棟の看護師を辞めたいと悩んだ体験談

私は重症心身障害病棟で働いて、自分のキャリアアップができないことや、患者・利用者さん達とのコミュニケーションの難しさについて悩みました。

 

コミュニケーションに関しての悩みは、解決することが難しいと感じました。

重症心身障害施設で働くことに意欲的であればキャリアアップは望めると思います。

 

今現在重症心身障害者施設で働きながら悩んでいる人に向けて、私の経験をお話したいと思います。

  • 居住地:千葉県在住
  • 年齢性別:24歳女性
  • ペンネーム:りんちゃん
  • 看護師経験年数:3年目

重心病棟の看護師に新卒で入社

私は大学を卒業後、実習先だった病院の重症心身障害病棟に就職しました。

ケアが多くて大変な病棟だという印象を持っていましたが、働き始めてからもその印象は変わりませんでした。

実習先だったこともあって、重症度など理解した上で就職を希望し、面接試験を経て内定を頂き、働くことが決まりました。

重心病棟の看護師になって悩んだこと

まず患者・利用者さんとのコミュニケーションがなかなか取れないことに悩みました。

なかには自発呼吸のない方もいて、そういった方は反応がないので、ニーズを読み取ることができません。

 

言葉として返ってくるコミュニケーションをとることは全員できません。

そのため自分がしている看護が、本当に相手のためになっているのかについては、常に悩んでいました。

 

そんな悩みを抱えながら仕事を続けるうちに、意思疎通の図れる人と関わってみたいなと言う思いが強くなりました。

技術面で遅れてしまうという焦り

自分のスキルアップがしづらいことでも悩みました。

障害者施設はルーチン業務が多く、医療行為もほとんどは、ドクター任せです。

 

身の周りの介助についてはよくできるようになりますが、一般病棟などで働くと経験できることはほぼできません。

これから先、違う分野で働きたいと考えている私にとっては、技術面で遅れているのではないかという不安がつきまといました。

非言語コミュニケーションの壁

重症心身障害についての参考書を読んだり、先輩から聞いて、その人なりの非言語コミュニケーションを見極めることができるようになりました。

 

少しの心拍の動き、眼球の動き、反応でなんとなくの意志を感じることはできました。

でも、結局は自己満足でケアをしている気持ちは変わらず、その気持ちは払拭することができず、なかなかやりがいを感じることができないままでした。

採血の技術も身につけられない

積極的に数少ない医療行為をやらせて頂けるように頼み経験するようにしました。

でも採血を経験するのも半年に1回程しかなく、手技の習得とまではいきませんでした。

 

なるべく技術演習や研修の機会に参加するようにしましたが、見るよりもやる方が身につくだろうなと感じます。

参考書や研修で学び続けることはできるけれど、経験するには今のままでは無理があるかなと思いました。

3年目になっても採血の経験はほとんどなし

看護師を経験して3年目になりますが、採血はほとんどやった事がないし、点滴管理もありません。

排泄介助や食事介助などの日常生活援助については、毎日行っているので経験値は上がりました。

 

障害者施設ではそういった経験をする機会がほとんどないので、解決するにはほかの病院に転職する必要があると思っています。

重心は採血などの基礎技術を身につける場には向かない

悩みを解決するにはその人のやる気次第でもありますが、私は完全に悩みを解決することは難しいと思います。

障害者施設にギャップを感じながら入職した場合は、そのギャップを感じ続けながら仕事をすることになります。

 

コミュニケーションを取れたとしても、そこには正解がなくて戸惑うし、技術が未熟であっても経験する機会がないからです。

悩みによっては本人の意欲で解決できるものもあると思います。

スキルを身につけたい人には重心は向かない

基礎的な技術を身につけたい場合は、重心は辞めるべきだと思います。

違和感を感じながら働き続けるのは、せっかく資格を取って頑張ろうと思った気持ちが勿体ないです。

 

障害者施設で働くことが向いている人もいます。でも自分は向かなかったと言うだけです。

逆に辞めない方がいい場合は、その仕事が楽しいと思えていること、努力次第で問題を解決できそうだと思う時だと思います。

重心に向いている人

重心は、患者さんや利用者さんの気持ちをゆっくりと聞こうと思える人が向いていると思います。

 

患者さんや利用者さんと向き合うには、相当な時間がかかります。

根気よくその人と関わっていけるならば、重心施設はとても向いてると思います。

 

逆にちゃきちゃきと仕事をこなしていきたいという人には向かないです。

また目に見える成果が欲しい人にも、障害者施設は向いていません。

重心を辞めてやりがいを手に入れた

せっかく努力して苦労して看護師免許をとったのに、モヤモヤとした気持ちを抱えながら働き続けるのは、自分の心が相当に辛かったです。

 

悩んでいるなら、本当に自分がやりたいことができているのかをもう一度考えて、その場にいることが自分には合っているかを見極めるべきだと思います。

 

障害者施設で働くことによって得られることもあります。

でも私は転職することで、悩みはなくなり自分のやりたいことができるようになりました。

重心看護師がきつい人

体験談を読んでいただいて分かったと思いますが、重心の看護師は向き不向きが大きく分かれます。

これは一概に重心の看護師の仕事がきついということではありません。

 

重心のような看護師業務をイメージして看護師になる人ももちろんいますので、どんな将来像を描いているのか?

未来の自分の看護師としての姿をどのように見据えているのか?が重要になってきます。

 

その点を踏まえたうえで、重心の看護師業務がきつい人の特徴を解説していきます。

最先端の医療現場で働くイメージを持っている人

最先端というと大げさかもしれませんが、重心では医療行為にかかわる機会が非常にすくないです。

命の最前線で処置などをバリバリにこなす看護業務をイメージしている人には、重心の看護師は向きません。

 

医療器具なども総合病院などと比べると、一昔前のものを使っている場合も少なくありません。

医療行為など、治療するためのスキルアップを求める人は、重心で働くのは辞めた方がいいでしょう。

体力に自信がない人

重心での看護師の仕事は、入浴やおむつ交換などの生活援助がほとんどです。

病院での点滴管理や記録などといった業務とは違い、毎日が体を使った重労働です。

 

もともと体力に自信がない人や、腰痛など何かしら持病がある人には向かない仕事です。

仮眠など休憩はしっかりとれますので、あくまで身体的な体力に自信がない人には向かないという意味合いです。

重心の看護師は新人には不安が大きい

あまり深く考えずに重心の看護師になった人に多いのが、医療行為の少なさからくるスキルアップの不安です。

一般病棟に就職した同期と比べると、業務内容に大きな違いがあります。

 

そのため自分だけスキルアップできていない疎外感を感じやすくなります。

一方患者に寄り添う姿勢に関しては、非常に学べるものが多いです。

 

そういった姿勢を身につけるためならば、新人でも重心で働いてみる価値は大きいです。

 

どんな職場でもそうですが、そこで何を学びたいのか?

この部分がはっきり定まっていないと、重心の場合にはより不安が大きくなる傾向にあります。

重心の看護師を辞めたいときの判断基準

重心の看護師の仕事に疑問を持ったからと言って、すぐに辞めなければならないわけではありません。

一番重要なのは、「その職場で何を学ぶのか?」ですのです。

 

仕事内容に疑問を持ったからと言ってすぐに転職していたのでは、どんな職場に転職しようと長続きしません。

どのような場合に重心を辞めるべきなのか?最後に解説しておきたいと思います。

あなたの思い描く看護業務とかけ離れている

なかには重心の仕事を勘違いして就職してしまった人もいるでしょう。

「こんなに医療行為が少ないとは思っていなかった」

 

患者に寄り添う基本的な考えを再認識する場には最適な重心ですが、やりがいを捨てきれない人も絶対にいるはずです。

極論ですが、看護師だからといって、すべての人が患者に寄り添う気持ちを最優先する必要はないと思います。

 

患者への気持ちがまったくないのは問題ですが、

  • 命を救うためのスキルが最優先
  • 感情を捨てて目の前の命を救う

こういった目的を最優先する看護師も絶対に必要です。

 

重心でやっていけないからと言って、ダメな看護師なんかでは決してありません。

あなたの思い描く未来の看護師像と異なるのであれば、重心を辞めても仕方がありません。

コミュニケーションに限界を感じる

寄り添う姿勢を持っていても、また非言語コミュニケーションをいくら学んでも、体験者のようにそこにやりがいを感じられない人もいます。

 

不安が大きい人ほど、

「本当に満足してもらえているのか?」

というモヤモヤがいつまでもついて回ります。

 

自己満足でケアしている感がいつまでもぬぐえない人は、重心を辞めて一般の病棟へ移った方がいいでしょう。

重心を辞めれば済む話ではない

これまで解説した通り、重心で働くのが苦痛だからと言って、ただ辞めれば済むという話ではありません。

 

あなたが今後将来を見据えたうえで、どんな看護師でいたいのか?

これを整理し、正しい職場を選択していく必要があります。

 

重心を辞めてやりがいを感じられる病院に転職しても、人間関係が最悪の職場だと結局長続きはしません。

仕事内容だけでなく、総合的にあなたに向いている職場を選んでいくようにしなければなりません。

20年後の自分の姿を思い描く

20年後のあなたは、どんな現場でどんな仕事をしているのか?

この部分をしっかり見据えれば、そこから逆算して今何をやるべきか?が見えてきます。

  • どんなスキルを身につけるべきか?
  • どのような部署で判断を養うか?

次の職場だけでなく、20年後という長い先を見据えたうえで考えるようにしなければいけません。

そのうえで、どの病院ならばスキルや判断力を身につけられるか考えるようにしましょう。

看護師は職場環境がすごく重要

看護師の転職の原因は、職場環境がすごく多い印象です。

仕事柄ストレスも多いですし、ミスが特に許されない職業ですから、厳しい人が多いのが現実です。

 

ただ厳しいという一言で済めばいいのですが、あなたにとって致命的に相性の悪い職場だけは避けたいところです。

転職前に職場環境を把握するのは非常に難しいですが、できる限り把握するための情報収集は怠ってはいけません。

看護師専門の転職サイトは必ず利用する

あなた一人の転職活動では、

  • どのような職場か?
  • 人間関係に問題はないか?

これらを事前に把握することは難しいですが、看護師専門の転職サイトを活用すればかなり情報を得ることが可能です。

 

もちろんすべての病院を完璧に把握することなどできませんが、一人で行う情報収集とは雲泥の差が生まれます。

仕事以外の悩みを抱えることは、やりがいをすべて消し去ってしまうほどのストレスになりますので、このメリットはぜひ活用したいポイントです。

あなたの求めるスキルが得られる仕事内容

あなたに向いている職場の雰囲気

転職サイトを利用するだけで、転職が成功するかどうかの重要なこの2つのポイントを得ることができます。

 

注意点としては、看護師専門のサイトでなければ内部情報に漏れがある可能性があることです。

看護師専門の転職サイトならば、看護業界に精通したスタッフが揃っていますので、必ず看護師専門の転職サイトを活用するようにしてください。

※リンク先の記事ではそれぞれの働き方のデメリットや向いてない人の特徴を解説しています。

重心の看護師を辞めたい
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