内視鏡看護師の仕事はきつい?大変な役割や辞めたい理由、働くメリットを解説

内視鏡室での看護師業務は

  • ストレスがなさそう
  • 仕事が楽そう

こういったイメージがあり、内視鏡の仕事に興味を持っている人も多いのではないでしょうか?

結論から先に申し上げると、結婚や出産・育児を控えているような人には、ワークライフバランスを実現できる働きやすい職場だと言えます。

ただ実際に内視鏡センターなどで働く看護師から

  • 思っていたような楽な仕事ではなかった
  • 人間関係が辛かった
  • 面白味に欠けた

こういった否定的な意見が多いのも現実です。

 

内視鏡業務に興味を持っているあなたのような人に、少しでもイメージと現実のギャップをなくしてもらえるよう、

  • 内視鏡看護師業務できついことや大変なこと
  • 内視鏡看護師の具体的な役割や仕事内容
  • 内視鏡看護師を辞めたい人の理由
  • 内視鏡看護師として働くメリット・デメリット

実際に内視鏡センターなどで働く看護師がどのように感じているのか?内視鏡室で働いていた私の口コミ体験談をもとに解説していきます。

ただ内視鏡看護師に向いている人の特徴を解説していくだけでなく、あなたに最適な職場の見つけ方も同時に解説していきます。

 

職場選びは、今後のあなたのキャリアを左右する非常に重要なことです。

転職に失敗する人の原因はどこにあるのか?

このブログを有効活用してしっかり学んでいってください。

理想の職場を見つけるコツとは?

まず理想の職場とは?

この2つを両立させることが必要ですが、働きやすい職場か調べるのをあきらめていませんか?

事前に質問しても把握することは困難ですし、質問しすぎてもマイナスイメージの方が心配です。

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内視鏡看護師できついこと

まずは内視鏡看護師できついことを解説していきます。

人によってどのような部分がきついと感じるのかは異なりますが、私自身が実際にきついと感じたことを中心にまとめていきます。

内視鏡検査進行のプレッシャー

内視鏡で働く看護師の仕事できついことは、いかに内視鏡検査をスムーズに進められるかという責任です。

内視鏡は大変ですので、患者様が検査中に強い拒否を示し、手が出てしまったりすることがあります。

また、故意ではない部分でも、嘔吐反射が強く思うように検査が進まないこともあります。

そういった事態になると医師の機嫌も悪くなり、患者様が泣いてしまったり、不機嫌になったり、(医師からも患者様からも)八つ当たりされることもしばしばありました。

 

また、食物残渣が残っていて検査中止になったり、お互い不機嫌になったりすることもきつかったです。

患者様の心構えを整えることと、医師の仕事がスムーズに進むように気配りすることが内視鏡で働く看護師のきつい役割です。

業務量の多さ

内視鏡看護師の仕事は、同じ場所に立ちっぱなしであることが意外に辛いです。

ただ事前に20分とか割り切っていれば、平気だと思います。

内視鏡検査室勤務は、基本的には予約制で動いていますので、比較的安定した業務内容です。

ただ検査室の配置が一人の場合は、検査前の準備から検査中の補助、片付け、検査後の説明など、全て一人で行わなければならないので激務になります。

また検査数の多いクリニックなどの場合にも、業務量が多くつらいと感じる人も多いです。

内視鏡看護師の大変なことは医師との関係性

内視鏡検査室の看護師は、曜日別に一人の配置が多いのではないかと思います。

そのため内視鏡での人間関係は、基本的には医師との人間関係に絞られてきます。

 

大きな病院ですとMEなどが配置されているところもあるかもしれません。

この場合でも、少人数で決まった人員のため、同僚に問題がある人がいると人間関係が難しくなります。

ただ検査中は、基本医師と看護師で行うことが多いため、医師とウマが合わないと相当なストレスを感じることになります。

内視鏡看護師の役割

基本的に内視鏡看護師の役割は、患者への説明と状態把握、医師の補佐になります。

つまり内視鏡看護師の役割は

  • いかに患者の負担を減らせるか?
  • いかに医師の検査しやすい環境を整えるか?

いかに検査をスムーズに進めることができるのかが大きな役割になります。

胃カメラでは看護師の声掛けが重要

胃カメラは患者の負担が大きな検査ですので、患者の負担を軽くするための声掛けが重要になります。

声掛けによって実際には負担に変わりはありませんが、状態の変化を見逃さないようにしたり、緊張をほぐすという意味では大きな効果を持ちます。

特に医師はモニターから目が離せませんので、状態の変化を見逃さないためにも看護師の声掛けは重要です。

内視鏡生検介助も重要な役割

内視鏡による生検の際、鉗子による粘膜採取も看護師の重要な役割です。

医師の指示に合わせて鉗子を出したり、「開いて」「閉じて」の指示に合わせて粘膜を採取します。

通常の看護業務では経験できない非常に重要な役割になります。

内視鏡看護師は具体的に何するの?1日の仕事内容

まず検査予約時に、内視鏡による治療や検査の大まかな説明や注意事項、当日の説明を行います。

実際に患者様がみえたら、当日の流れを大まかに説明し、アレルギーや最終飲食、体調について聴取し、バイタル測定を行います。

 

その後喉の奥に、麻酔スプレーを噴霧し、咽頭部に麻酔のゼリーを含んでもらいます。

10分程経過後、アタラックスPを筋肉注射し、5分後に検査室へ誘導します。

 

その後検査中の流れと注意事項を説明し、検査が始まったら医師の補佐に回ります。

検査後にもバイタル測定し、気分不快がないか確認して注意事項を説明して終了となります。

基本的にはこれの繰り返しですが、検査終了後には内視鏡の洗浄も行います。

内視鏡看護師を辞めたい人の理由

内視鏡の看護師を辞めたいと感じる人は、どんな理由で辞めたいのか?

私自身が辞めたいと思った理由だけでなく、客観的な視点で見た理由についてまとめておきます。

検査のプレッシャー

自分の友人で病棟勤務している人の話を聞くと、

  • 自分にスキルがない
  • 乗り遅れている
  • 置いていかれる

そういった焦りを感じるようになりました。

同じ場所に立ちっぱなしというのも、思いの外体力的に辛かったです。

かかとは乾燥し、脚はむくむ日々でした。

でもやっぱり思い返してみると、医師からの圧力や患者様の態度が、精神的に一番辛かったと思います。

通常の看護とは異なる意識

内視鏡室の看護師は、スキルアップを目指している看護師には、絶対向きません。

また継続した看護を行いたい人も、内視鏡で働く看護師で辞めたいと感じる人が多いです。

 

その場その場での、サービストークや笑顔ができない人にも向かない職場です。

利用者からの口コミで情報が広がるため、態度が評判に直結すると考えなければいけません。

 

医師の横柄な態度は許されても、看護師の態度は絶対に許されません。

こういった部分に疑問を感じる人は、内視鏡室には向かないでしょう。

内視鏡看護師として働くメリットデメリット

内視鏡看護して働く場合に、どのようなメリットがあるのか?

実際に働く場合には、このメリットを参考に職場を決める人が多いと思います。

ただ理想的な働き方を実現するためには、メリットよりもデメリットを把握しておくことの方が重要です。

ここでは内視鏡看護師のメリットとデメリットについて紹介していきたいと思います。

内視鏡の看護師として働くメリット

まず通常の病棟勤務では関わることのできない検査に深く携わることができます。

そのため検査をして病気が見つかる経験や、内視鏡主義による治療がどのようなものなのかは、近くで手に取るように把握でき理解することができます。

看護師の経験としてはあっても損はないものです。

また、夜勤や残業がほとんどなく、土日休みでワークライフバランスが充実しているのも大きなメリットです。

内視鏡の看護師として働くデメリット

ただ内視鏡室に長く勤めていては、看護観も育たず一定以上のスキルは身に付きません。

上達を目指している看護師としてのメリットはないように思います。

短期間で十分、吸収できるぐらいの仕事内容です。

また、ある程度少人数編成のため、人間関係に問題がある場合に逃げ場がないというのも、人によってデメリットになります。

事前に人間関係に問題のある職場ではないかを把握しておくことが重要です。

内視鏡看護師の仕事は難しい?

内視鏡部門と聞くと、専門性が高く勉強が大変なイメージを持っている人も多いと思います。

もちろんどんな部署でも勉強は必要ですが、病棟勤務と勉強することが異なるだけで、仕事自体そんなに難しいものではありません。

ここでは実際の業務難易度を理解しやすいよう、内視鏡看護師の教育チェックリストやスキルチェックシートを主体に、仕事内容を紹介していきます。

内視鏡看護師が仕事を憶える流れ

内視鏡看護師として働き始めた当初は、検査の流れや機器の特性を理解することが最優先事項です。

基本的な流れについていけるようになったら、手技のサポートに入ることを想定して、専門的な知識を身につける必要があります。

また、内視鏡看護師は処置と患者サポートを同時進行する能力も求められます。

そのため医師からも求められる消化器内視鏡技師の資格を習得し、最先端の知識を身につけることが目標になってきます。

※消化器内視鏡技師の資格については、後ほど詳しく解説していきます。

内視鏡看護師教育チェックリスト

具体的に教育面でのチェックリストは、内視鏡検査の看護が参考になります。

具体的には、

  • 患者への説明
  • 機器セッティングなど検査の準備
  • 検査中検査後の患者状態の把握
  • 機器の洗浄方法

こういったものが内視鏡業務で身につけていくべき仕事内容になります。

内視鏡看護師のスキルチェックシート

内視鏡看護師にはどのようなスキルが求められるのか?

働きながら習得すべきスキルを把握することで、実際の仕事を想像してもらいやすいと思いますので、簡単に解説しておきたいと思います。

検査前の患者への説明

  • 内服や前処置について説明できる
  • 前日や当日までの飲食の指示について説明を行える

検査目的に応じたカメラの準備

  • カメラを光源にとりつける
  • 送気・送水・ホワイトバランスの確認ができる

患者の準備

  • 検査前の説明や問診を行える
  • 検査に影響のある内服薬の確認
  • 飲水及び食事摂取時間の確認
  • リラックスさせるための声掛け
  • 鎮静薬の必要性の検討
  • バイタルチェック

内視鏡の介助

  • 鼻呼吸やリラックスさせる声掛けができる
  • 患者の状態変化に気付ける
  • 病変採取時の鉗子操作(生検)ができる
  • 送気・送水の不具合への対応ができる

内視鏡検査後

  • 患者の状態観察
  • カメラの洗浄手順を把握している

こうやって文章で見ると難しいと感じるかもしれませんが、慣れれば誰でも問題なくできる仕事です。

内視鏡洗浄の手順を動画で解説

大腸内視鏡後の洗浄が大変じゃないかと心配な人もいるようですが、これに関しても実際にはそんなに大変なことではありません。

決まった手順に沿って洗浄し、洗浄機に入れるだけの作業です。

実際に内視鏡洗浄の手順はどのようなものか?説明するよりも動画を見てもらった方がわかりやすいと思います。

内視鏡看護師の給料

夜勤手当や残業手当はなく、基本的にないと考えたほうが良いです。

予約主体で行っているところが多いので、よっぽどの緊急が無ければ残業はありませんし、夜勤もありません。

病院で夜勤も働いている同期と比べても、大きな差が出ると思います。

ただ、体力的に夜勤は厳しいなど事情がある人には向いている職場です。

ワークライフバランスを重視してある程度給料を妥協するならば、内視鏡室は看護師にとって働きやすい職場です。

内視鏡看護師は未経験でも働けるのか?

内視鏡室の看護師は未経験でも働く分には全く問題ありません。

ただ、介助される人の立場に立ったとき、あまり若い人だと緊張するかもしれません。

内視鏡による治療や検査を受ける側としては、中年の女性(母親的な人)の方が安心感が大きくなります。

さらに重要なのが、通常の看護スキル上達をある程度諦めなければならないことです。

そう考えると、パートさんやスキルアップなどは望んでいない人、収入源として看護師をしている人の方が、新人より向いているかも知れません。

内視鏡看護師の資格

ワークライフバランスを重視しても、仕事のやりがいは保っていきたいという人も多いと思います。

そういった視点で言うならば、内視鏡室の看護師は資格取得も目指せるやりがいある仕事だと言えます。

先述しましたが、内視鏡看護師に最適な資格に消化器内視鏡技師があります。

ここではこの消化器内視鏡技師の免許について、取得方法や勉強法について解説していきます。

内視鏡技師免許の取得方法

まず消化器内視鏡技師の資格について、具体的にどのように取得するのか?

受験資格や勉強法について解説していきます。

消化器内視鏡技師免許の受験資格の条件

消化器内視鏡技師は、看護師免許を持っていれば取得可能です。

その他の条件としては以下になります。

  • 日本消化器内視鏡学会認定の専門医が従事する施設での2年以上の経験
  • 日本消化器内視鏡技師会・技師会各支部主催の研究会に5年以内に2回出席
  • 機器取扱い講習会基礎編への出席
  • 医学講義20時間以上の受講
  • 学会認定専門医より証明及び推薦

内視鏡技師試験の勉強法

内視鏡技師試験の勉強法は、過去問とテキストがあれば問題ありません。

テキストだけでも知識は得られますが、問題慣れしておくためにも過去問は必要だと思います。

  • 消化器内視鏡技師試験問題解説
  • 消化器内視鏡技師試験速攻マスター

最低でもこの2冊を活用して勉強するのが最良です。

内視鏡技師は手当がもらえる?

内視鏡技師の資格は、医師からも求められる必要度の高い資格です。

しかし残念ながら、手当は施設によるとしか言えません。

 

私の施設では手当が出ていましたが、施設によっては手当が出ない可能性もあります。

これから内視鏡室で働こうと考えている方は、事前に必ず確認しておくようにしましょう。

内視鏡技師の試験に落ちた人は少ない

消化器内視鏡技師の試験に落ちた人はもちろんいるのですが、多くはありません。

明確な数値は公開されていないのですが、90%~95%の合格率だとされています。

 

どんな試験でもそうですが、ちゃんと勉強せずに試験を受ける人もいますので、そう考えると高い数値だと感じます。

ただ試験を受けた印象が難しかったと感じる人も多いですので、過去問でしっかり問題慣れしておくことが重要になります。

内視鏡技師資格の更新条件は?

資格を取得しても、更新が面倒くさいと思う人もいるかと思います。

施設によっては自費で更新しなければいけないこともあるでしょうから、更新条件は重要ですよね。

必要な更新条件は以下になります。

  • 5年ごとに更新
  • 本会・支部会主催の研究会への出席2回(20点)
  • 指定関連学会10点
  • 機器取扱い講習会基礎編または実践編10点
  • 合計40点
  • 更新料3,000円

5年ごとの更新と考えれば、割と難易度の低い更新と言えます。

内視鏡看護師以外におすすめの働き方

ワークライフバランスを重視して内視鏡看護師の仕事に興味を持っている人は、急性期以外の働き方を選びたい人が多いと思います。

急性期以外の看護師の仕事と言っても非常に多岐にわたり、それぞれに向き不向きがあります。

 

当サイトでは急性期以外の働き方について、様々な口コミ体験談を紹介しています。

気になる職場があれば、必ず口コミ体験談で詳細を確認しておくようにしてください。

内視鏡看護師以外の働き方

※青文字のリンクをクリックすると、それぞれ実際の体験談に基づく記事を読むことができます。

 ⇒医療行為はまったくなく保育士業務が主
 ⇒柔軟な対応力が必要だが電話対応のみ
 ⇒母親がやることと同程度の仕事内容
 ⇒医療業界には携わるが医療スキルは得られない
 ⇒保育士の中で看護師としての役割を果たすことに苦労する
医療行為がまったくないと、看護師としての存在意義に疑問を感じる方も多いです。
少しでも医療行為に携わりたいならば、検診センターなどがおすすめです。
 ⇒医療行為としては採血ぐらいで事務作業が主
 ⇒患者が相手ではないためストレスが少ない
 ⇒内視鏡に関する知識は増えるが、検査以外のスキルアップが望めない
検診センターや献血では看護師としてのやりがいが物足りない人も多いでしょう。
病院で患者さんと向き合うことができる仕事の、それぞれの特徴です。
 ⇒人の人生と向き合えてやりがいも大きいがストレスも大きい
 ⇒患者に寄り添った看護が可能だが医療処置は極端に少ない
 ⇒患者さんとの信頼関係を結ぶことができる貴重な職場
看護師の働き方として、施設も選択肢のひとつです。
それぞれの施設に特徴がありますので、しっかり把握しておきましょう。
 ⇒入居者に寄り添った看護重視だが業務内容が多忙
 ⇒看護師の人数が少なく多忙だが、老人介護のスキルが得られる
 ⇒患者に寄り添えるが、仕事内容は介護士寄り
 ⇒医療現場ではない独特の難しさがある
 ⇒意思疎通の難しい患者や家族とじっくり向き合う必要がある

 ⇒相手のペースでじっくり看護していくことが必要

 ⇒スキルアップは望めないが生活リズムを守って働ける

職場の雰囲気を把握することは絶対

仕事があなたのやりたい内容だったとしても、職場の雰囲気が悪かったり人間関係に問題があると長続きはしません。
特に看護師は、仕事内容よりも職場の雰囲気で転職に失敗する人が多くなっています。
看護師は引く手あまたの状況であるため、職場を変えるという意味での転職は容易です。
そんな状況だからこそ、職場の雰囲気を把握せずに転職する人が多く、その分転職に失敗する人が多くなっています。
人間関係などの問題は、仕事内容への不満などとは比較にならないほど辛いものです。
転職する際は必ずレバウェル看護など内部情報を把握できる転職サイトを利用して、事前に職場の体質というリスクを排除しておくようにしましょう。

内視鏡看護師視点によるFAQへの回答

最後に、内視鏡看護師に興味を持っている人からよくある質問についてまとめておきます。

口コミ体験談をもとにした経験者視点で、分かりやすくまとめています。

内視鏡看護師の資格はどんなもの?

内視鏡に携わる看護師に最適な認定資格として、消化器内視鏡技師があります。

実際に内視鏡による治療や検査を行うのはあくまで医師ですが、医師の指示のもと内視鏡の操作も可能になる資格です。

実際には内視鏡の操作まで行うことは少ないですが、内視鏡による治療の知識を持つ看護師は欠かせない存在です。

消化器内視鏡技師について詳しくは、消化器内視鏡技師制度規則をご覧ください。

内視鏡看護師に必要な勉強やスキルは?

内視鏡看護師に必要な勉強は、単に解剖や教科書的な勉強だけでは足りません。

内視鏡学会の講習などを積極的に受講して、内視鏡による治療法に精通した看護師になることが求められます。

とはいっても、事前に完璧に知識を網羅することが必須ではありませんので、働きながら勉強する姿勢でも問題ありません。

求められるスキルとしては、医師の補佐という役割が大きいですが、先述した消化器内視鏡技師の認定資格が1番求められます。

内視鏡看護師の仕事はきついの?

内視鏡検査は基本予約制ですので、決して仕事がきつい分野ではありません。

ただ基本立ちっぱなしであり、患者が動かないよう抑える際には、同じ姿勢が続き体力的にはきついこともあります。

ただ体験談でも言っている通り、配置人数が少ない職場だと激務になることもあります。

内視鏡看護師は本当に未経験でも働けますか?

これも体験談で語っていますが、未経験の新人でも働くことは可能です。

検査を円滑に進めるという仕事内容だけで言うならば、毎日同じことの繰り返しですので、すぐに仕事は覚えられます。

ただ、内視鏡治療の看護師として高みを目指したいと感じているのならば、それ相応の勉強が必要になってきます。

内視鏡看護師の給料が低くなることが心配です

内視鏡の看護師だからといって、基本給が特に高くなったり低くなったりするわけではありません。

ただ基本的に夜勤や当直がありませんので、その分周りと比べると給料は大きく差がついてしまいます。

内視鏡という分野だけで選ぶのではなく、あなたが望む勤務体系と給与トータルで考えることが重要です。

検診センター看護師のデメリットは?

内視鏡の看護師というと、検診センター配属の方も多いと思います。

通常の内視鏡部門でも、看護師としてのスキルが内視鏡分野以外では得られないのがデメリットです。

そのうえ検診センターとなると、さらに看護師としてのスキルアップができないというのが検診センターのデメリットになります。

内視鏡看護師の求人はどこで探すべき?

内視鏡の看護師であっても病棟の求人であっても、基本的には探す分にはどこでも差はありません。

ただ内視鏡看護師に限らず、どの職場でも言えることですが、安易な転職で後悔する人が非常に多くなっています。

看護師は転職するだけなら比較的簡単にできるため、その結果ブラックな職場や問題のある上司からのパワハラに悩む人が非常に多くなっています。

ストレスのない職場を見つけるためには、内部情報に特化した看護師専門の転職サイトを利用することが重要です。

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