サ高住の看護師を辞めたい|辞めるべきか判断する基準と最適な転職先

サ高住の中には、稀ですが看護師を常駐させている職場もあります。

そしてその稀なサ高住の中には、さらに稀ですがモラルが欠如しているかのような状態のサ高住もあります。

 

あくまでサ高住常駐の看護師はサービスとしての一環なので、

考えていた業務内容とかけ離れていることも少なくありません。

  • まともな判断とは思えなくても施設長の判断が絶対
  • 看護師としてやるべきことなのにさせてもらえない

施設長次第では、やりがいもなく正しいこともできないような、最悪の職場になってしまいます。

 

これはあまり多い状況ではないかもしれませんが、モラルを欠いたサ高住では看護師だけが損をすることもありますので、正しい判断方法について解説しておきたいと思います。

 

サ高住の看護師を辞めたいと悩んでいる人すべての人に向けて、あなたが今辞めるべきなのか?

実体験をもとにして、具体的な判断基準を解説していきたいと思います。

サ高住の看護師を辞めたいと悩んだ体験談

当時大学卒業後4年目看護師だった私がサービス付き高齢者向け住宅で働いていた頃、医師の指示を得てスタッフに指示をしても、受け入れてもらえなかったことが多々ありました。

その時、医師指示を電話で受けていましたが、それでも受け入れてもらえなかったこと。

そのうえ業務を与えてもらえなかったことと、その時の対処法や業者の前で罵倒された時の対応などについて私の経験をお話ししたいと思います。

  • 居住地:滋賀県在住
  • 年齢性別:26歳女性
  • ペンネーム:ぷーさん
  • 看護師経験年数:5年

サ高住で働くことになった経緯

サ高住で働くきっかけは、元々病棟で働いていて奨学金分の年数が終わろうとしていた時に、知り合いのケアマネジャーに来ないかと言われて、働くことが決まりました。

そこは、まだでき立ての施設で、この近辺では4施設目だそうでした。

まだ看護師もおらず医師の指示が取れないため看護師を必要としているということで、私に声がかかりました。

看護師としての役割を果たせない毎日

まだ看護師がいないこともあり看護業務が全く決まっておらず、初めの1ヶ月は毎日施設中の掃除でした。

利用者様と関わることも禁じられ、カルテを見るか廊下や風呂場、食堂掃除をひたすらするという業務をやっていました。

本当にこんな仕事内容でいいのか、ただ不安しかなかったですが、「これでいい、あなたは黙っていればいいの」と施設長に言われる日々でした。

往診の先生とも関わらせてもらえない

往診の先生が来た時も、往診にはケアマネージャーがつくからあなたはいらないと施設長に言われ、往診に行けませんでした。

往診の医師が「看護師がいるなら看護師を往診につかせて欲しい、でないとあなたらでは僕の話がわからないでしょう?」と直接言ってくれましたが、そうすると私を休みにしたりして、なかなか医師との時間が持てずいました。

そのため直接先生から連絡をくださり、施設長がいないところで情報共有をしていて、先生から、パワハラだねっと言われたりしていました。

業者との関わりも許されず

酸素ボンベの業者からも、看護師がいるなら看護師に使い方を説明したり顔合わせをしたいと言っていただきました。

ケアマネジャーに呼ばれ話を聞いていると、突然施設長が来て「なんで私のいうことが聞けないの、あなたは黙っていればいい、前に出てくるな」と業者の前で罵倒されました。

流石に業者も止めてくださり、これ以上言うとパワハラですよっと施設長に言ってくださり、そのまま何も言わずに施設長は帰って行きました。

業者からは「申し送りのつもりやのにこんなに言われてごめんね。でも、あなたのことを考えるとやめた方がいいよここ、パワハラだよ」と言われました。

施設長の目を盗んで働く毎日

なんとか1日1〜2時間訪問につかせていただくことになりましたが、記録方法など教えてもらえず、他のスタッフに聞きながら業務をこなす日々でした。

上の方は看護師だからできると考えていたそうです。

 

また、勤務の日に直接先生から連絡をくださったりこちらから施設長の目を盗んで連絡、相談、新しい処方の指示をもらっていました。

施設長にバレることがなかったので、それだけが救いでした。

 

また、ケアマネジャーにメモを渡して、先生に渡してもらうよう頼んだこともありました。

その際は、きちんとケアマネジャーが渡してくださっていたので、最低限の情報共有はできていました。

施設長の態度は変わらない

ケアマネジャーから施設長に業者の前で怒鳴ったりするのはよくないこと、看護師としてもっと認めることを伝えてくださいましたが、全く耳を傾けてもらえませんでした。

直接話をしても、

「あなたは無能な看護師だから黙って仕事をして欲しい。わたしの言った内容だけしか仕事をしてほしくないし、でしゃばらないでほしい」

と言われました。

医師の指示を受けれるのは看護師がいたら看護師になってしまう、それは国家資格だからです、あなたは施設長だけど看護師ではないですよねと伺うが、うるさいの一点張りでした。

サ高住常駐の看護師は立場が弱い

他の業務も任せてもらえましたが、サ高住には看護師はいらない、経営上加算の関係だけで欲しいんだなということがよく分かりました。

業務中も看護師としてではなくヘルパーとしての内容なので単価も安く、余計に私はそう感じました。

そして、全てが施設長のワンマンのため、独りよがりの考えでしか作業もできず、ここに看護師いらないなと感じました。

施設長次第で働き方が大きく左右される

毎日医師の往診日は先生が施設長の目を盗んで私に会いに来てくださるばかりで、とても医師に救われました。

ただ、往診の医師も言っていたのが、僕も雇われ側だから、あまり下手な真似はできない、僕の方が上なのにっていつも思うんだと話されていました。

 

でも、ここの施設だけで、他のところは違うよと教えてくださいました。

施設長が違うだけでかなり変わるのかなと感じました。

サ高住の看護師は施設長によっては地獄

話し合いをしましたが解決しなかったため、3ヶ月で退職を決めました。

一番の理由は罵倒されたことがなかなか自分の中で消化できず、やはり看護師は病院にいた方が一番納得できる仕事、医療を提供できると考えました。

また病院のほうがここまで毎日ビクビクしたり悩むことがないなとも比較して感じました。

サ高住がもし自分が施設長だったらやりやすいなとも感じました。

サ高住の看護師の悩み解決は難しい

サ高住は施設長のワンマンでやってることが多いため、施設長がきちんと医療や疾患の知識がないと、利用者様の命も危険をもたらすと感じました。

 

訳の分からない難病でさえも受け入れたり、その結果1週間で急変し見取り看護にするようなことも多々ありました。

 

救急搬送も骨折以外はできないため、看護師からすると助かる命も見殺しにしている感覚でした。

そう言った面では、解決は難しいと考えます。

看護師の役割を果たせないサ高住は辞めるべき

これらの私の経験から、私は退職につながりました。

看護師は国家資格のため、やはり助けるをモットーに考えてしまいます。

 

しかしサ高住は命より経営第一の場所も多いため、看護師からすると、ありえない状態でも搬送することはできません。

病院では考えられないストレスで、なんのために看護師になったのかを日々考えていました。

 

今は病棟看護師として勤務していますが、サ高住で悩んだ日々に比べたらとても働きやすくなりました。

石の上にも三年と言いますが、サ高住で働いていて辞めたいと悩んでいる看護師の方は辞めた方がいいと思います。

サ高住の看護師を辞めるべき状況

冒頭でも言いましたが、今回の体験談は稀な状況ではありますが、こういった話は他でも目にする事案です。

今回の体験談に共感を覚える人は、まず間違いなく辞めた方がいいと断言できます。

では今回のような悩み以外ではどうなのか?まとめていきたいと思います。

やりがいを感じない

サ高住によっては看護師としてやりがいを感じないということも多いかと思います。

よく言えば楽、悪く言えば暇、そんな状況に疑問を感じる人は、忙しかった頃とやりがいを感じない今の状況を冷静に天秤にかける必要があります。

 

看護師の業務は、職場によっては忙しすぎて心身に不調をきたすことも多いですので、冷静な判断が必要です。

もし忙しい状況に身を置いたことがない人は、一度やりがいを求めて身を投じてみることをおすすめします。

経験しないことには判断できませんし、看護師としてのやりがいを感じることもありません。

他職種との連携がうまくとれない

どちらかと言えば体質的には介護に近い職場も多いです。

そのためお局的なヘルパーさんに悩まされることも少なくありません。

 

そういった職場では看護師としての地位は低くなりがちなので、プライドを持って看護師をやっている人は人間関係で躓くこともあります。

サービス重視での看護師と考えればしょうがないこととも言えますが、人間関係が原因で連携がうまくいかない人も辞めた方がいいでしょう。

サ高住を辞めた後の転職先

施設長やお局的ヘルパーさんに悩まされてサ高住を辞めたとしても、サ高住以外の転職先を探さなければならないわけではありません。

あくまで多くのサ高住では仕組みがしっかり整っており、看護師としての役割を果たせる職場が多いです。

 

そういった看護師としての役割を果たせるサ高住を探すのもひとつの手です。

ただやりがいを感じないという人は、病院やクリニックを重点に転職先を探した方がいいでしょう。

後悔のない転職にするために

どちらにしても重要なのは、あなたが今後どういった働き方をしたいのか?

この点をもう一度しっかり考えることになります。

 

次の転職先だけでなく、10年後20年後にどういった働き方をしたいのかをしっかり見据えて考えることが重要です。

30年後にどういった働き方をしていたいのかを考え、逆算してそれまでに身につけておきたいスキルが得られる職場を選びましょう。

看護師専門の転職サイトは利用すべき

自分の将来をしっかり見据えても、そのスキルを得られる職場を見つけるのは簡単ではありません。

仮にスキルが得られる職場を見つけたとしても、人間関係などで長く働けない職場ならば意味がありません。

 

実をいうと看護師が転職に失敗する原因はまさにこの部分にあります。

職場を変えるだけならば、引く手あまたの看護師はいくらでも転職先を見つけることができます。

 

しかし看護師の転職回数が多いのは、転職しようと思えばできるため、理想の職場を見つける努力を怠ってしまうことに原因があります。

看護師専門の転職サイトを利用して、スキル部分だけでなく職場の雰囲気的にもあなたに最適な職場を見つける努力を惜しんではいけません。

 

無料で利用できるのに、「登録が面倒くさい」「なんとなく怪しい」で敬遠するのは本当に損をしてしまいます。

あなたの求めるスキル、あなたに最適な職場の雰囲気をエージェントに伝えるだけで、理想の職場が初めて近づいてきます。

 

※青文字のリンクをクリックすると、それぞれ実際の体験談に基づく記事を読むことができます。

 ⇒医療行為はまったくなく保育士業務が主
 ⇒柔軟な対応力が必要だが電話対応のみ
 ⇒母親がやることと同程度の仕事内容
 ⇒医療業界には携わるが医療スキルは得られない
 ⇒保育士の中で看護師としての役割を果たすことに苦労する
 ⇒スキルアップは望めないが生活リズムを守って働ける
医療行為がまったくないと、看護師としての存在意義に疑問を感じる方も多いです。
少しでも医療行為に携わりたいならば、検診センターなどがおすすめです。
 ⇒医療行為としては採血ぐらいで事務作業が主
 ⇒患者が相手ではないためストレスが少ない
 ⇒内視鏡に関する知識は増えるが、検査以外のスキルアップが望めない
検診センターや献血では看護師としてのやりがいが物足りない人も多いでしょう。
病院で患者さんと向き合うことができる仕事の、それぞれの特徴です。
 ⇒人の人生と向き合えてやりがいも大きいがストレスも大きい
 ⇒患者に寄り添った看護が可能だが医療処置は極端に少ない
 ⇒患者さんとの信頼関係を結ぶことができる貴重な職場
 ⇒患者さんとじっくり向き合えるが強いメンタルが必要
看護師の働き方として、施設も選択肢のひとつです。
それぞれの施設に特徴がありますので、しっかり把握しておきましょう。
 ⇒看護師の人数が少なく多忙だが、老人介護のスキルが得られる
 ⇒患者に寄り添えるが、仕事内容は介護士寄り
 ⇒医療現場ではない独特の難しさがある
 ⇒意思疎通の難しい患者や家族とじっくり向き合う必要がある
 ⇒相手のペースでじっくり看護していくことが必要
サ高住の看護師を辞めたい
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