脱毛看護師を辞めたい30代の転職術|理想のキャリアプランニングのポイント

美容外科クリニックや脱毛サロンでの看護師業務について、

  • 体力的に楽そう
  • みんな仲が良さそう

そういったイメージを持って働き始める人も多いと思います。

 

しかし実際に美容外科クリニックで働いている看護師からは、

  • プライベートとの両立が難しい
  • スタッフの関係がギクシャクしている
  • 体力的にきつい

こういった悩みがよく聞こえてきます。

 

また、年齢的に若い人が多い職場でもあるため

  • 美容以外の職場へ転職できるのか
  • 看護師としてのキャリアプランニングが難しい

30代を超えてくるとこういった悩みが大きくなってきます。

 

そこで今回の記事では実際の口コミ体験談をもとにして

  • 脱毛看護師を辞める30代のキャリアプランニング
  • 脱毛看護師からの理想の転職先
  • 転職活動のポイント

これらの内容について、実際に働いてみなければ感じることのできないような、リアルな内容まで踏み込んで解説していきます。

30代になって脱毛看護師を辞めるなら

結論から言うと、脱毛クリニックから転職する際の理想の職場は

のような美容部門のある職場です。

ただこれらの職場の求人があっても、すぐに転職してはいけません。

少なくともこの2つだけは事前に把握しておいてください。

事前に知り合いなどから情報を集めて、問題のない職場かを徹底的に洗っておきましょう!

知り合いがおらず情報収集が難しい人は、職場の内部情報に精通しているレバウェル看護 ( 旧 看護のお仕事 )を利用しましょう!

転職者が働きやすい環境か?ここをこれほど重視している転職サイトは他にないので、信頼性は非常に大きいです。

脱毛看護師を辞めたい理由

脱毛クリニックの看護師は、未経験でも始められる職業であると思い働き始めました。

しかし実際には相当体力が必要となる仕事で、毎日の疲労が半端なかったです。

仕事帰りに脱毛に来るお客様も多いため、夜にシフトが入ることが多く、プライベートの時間はほぼありませんでした。

また、会社内も女性がメインの職場であり、かつ年齢的にも若くきれいにしている人が多いため、30代になると転職を考え始めます。

次の仕事を探すにしても、同じような美容関係の仕事でしか働けないのではないかという悩みを抱えながらも、結局体力的につらくて辞めました。

多忙な脱毛看護師の仕事内容や役割

基本的にシフト制で、希望は出せるのですが、夜など忙しいため、候補者が少ないところにもどんどん仕事が入っていきました。

1日に担当する利用者は振り当てられているので、その準備や利用者の施術内容の確認から始まります。

その後サロンの掃除して、予約確認などを行います。

患者さんが来店した際は、担当のお客様について施術を行い、終了するとその片付けと次の患者さんの準備をしていました。

体力的にきつく接遇面も大変

美容外科クリニックでは、基本的に1日中立ち仕事なので、体力的にとてもつらく、腰が痛くなったりします。

また、夜や週末も働かなくてはいけないため、プライベートの時間は少なく、仕事との両立が上手くできないことが悩みになります。

また、患者さんから満足がいかなかったとクレームをもらったりすることもあるため、決して楽しいだけの仕事ではありません。

脱毛看護師の仕事の激務度

美容外科クリニックでは、夜間勤務や土日勤務がほとんどなのでプライベートの時間がほぼ確保できず、その点を考えると激務だと思います。

また、基本的に1日中立ち仕事なので、腰が痛くなったり、体力的に激務といえます。

ただし、重症患者さん等を担当することがないため、メンタル的にはかなり楽で激務とは言えません。

脱毛看護師の人間関係も悩みの種

美容外科クリニックのスタッフは100パーセント女性なので、いろいろなことに対してすぐドラマになったり、人のゴシップ話をする機会が多かったです。

特に新人が入ったときは、上の人の指導はとても厳しかったりします。

また仕事ができない人がいた場合、支え合ったり教えあうというよりは、文句や陰口を言って終わりということも多かったです。

ある程度仲良いグループに別れていて、そのグループ以外の人とは挨拶程度の関係で終わっていました。

脱毛看護師を辞める人に多い退職理由

正直、脱毛サロンや美容外科クリニックの看護師は入れ替わりが激しいです。

体力的に激務であることと、結婚や妊娠をきっかけに自分のプライベートの時間を確保したいという退職理由で辞める人が多い印象です。

また、看護師としてのキャリアアップが見込めない理由で辞める人も多くなっています。

美容関係の仕事にこだわりをもっていて、働き続けたいという気持ちが強い人は残りますが、そうでない人は辞めてしまいます。

脱毛の看護師を辞めるべきかの正しい判断基準

実際に脱毛の看護師を辞めたいと考えていても、

  • どんな職場に転職すべきか?
  • キャリアを活かせる職場はあるのか?

様々な不安から1歩踏み出せない人も多いと思います。

どのような場合に脱毛看護師を辞めるべきなのか?

判断基準について解説していきます。

30代という年齢

美容脱毛クリニックでは若い人が多いため、当たり前ですが30代というのは辞める一つの基準になってきます。

もちろん30代になっても働き続けることはできますが、40代50代になったときのことを見据えて30代から行動しておくのが理想です。

40代になってから行動するのでは、選択肢やスキル面での不安が大きくなってきます。

脱毛看護師の向き不向き

美容外科クリニックでは患者さんと接する機会が多い仕事なので、人と話すことに抵抗がない人、社交的な人が向いていると思います。

また、プライベートの時間がなくなっても仕事をバリバリやりたい人。

将来的にも美容関係で働きたいという目的がある人が向いていると思います。

美容外科クリニックは休みが変則的なので、基本的に他の仕事している人と休みが合わないため、友人たちと遊ぶ機会も少なくなります。

そのため休みのスケジュールにこだわる人も、美容外科クリニックの看護師は向いていません。

また、看護師としてのキャリアを充実させたい人にも、美容外科クリニックは向いていない仕事です。

脱毛看護師から転職する際の判断基準

美容外科クリニックや脱毛サロンで悩みを抱えている人でも、

  • 自分のプライベートの時間が確保できなくてもいい
  • 土日勤務や夜間勤務でも問題ない
  • 看護師としてのキャリアにこだわりはない

こういった方であれば、すぐに辞める必要はありません。

ただ、自分がその仕事がとても好きかどうか、一生その仕事をやっていたいのかなど自分の将来に対してプラスであればそれが一番です。

やりたい仕事なのかが明確でなかったり、体力的にきつい仕事をしたくないのであれば、辞めるべきだと思います。

看護師としてキャリアを積んでいきたい人も、できるだけ早く辞めた方が良いです。

脱毛看護師を辞める30代看護師のキャリアプランニング

では30代を目安に脱毛看護師から転職する場合、

  • どのような仕事を選ぶべきか?
  • 職場を探すポイント

これらが非常に重要なポイントになってきますので、解説していきたいと思います。

美容皮膚科や美容外科

脱毛クリニックで働いた経験を活かせる職場としては、美容皮膚科や美容外科など、美容部門を併設したクリニックが最適です。

脱毛クリニックの経験を活かすことができますし、スムーズに働き始めることができます。

もともと病院勤務経験がある人ならば選択肢も多いですが、経験が少ない人は美容皮膚科や美容外科を選ぶようにしましょう。

辞める前に転職活動

ただ単に美容皮膚科や美容外科の求人を見つけて転職するだけならば、それほど時間はかかりません。

しかし転職するだけでは理想的なキャリアプランニングは形成できません。

あくまで長くストレスなく働き続けられる職場を見つけることが最低限の条件ですので、必ず辞める前から転職活動を始めなければいけません。

時間がかかっても、よりよい職場を見つける意識だけは持ち続けるようにしてください。

職場環境は必ず把握しておく

では時間をかけてでも何を調べていくのか?

必ず把握しておくべきなのは、

  • 職場の労働環境
  • 人間関係の問題

これらのような職場環境について把握しておくことが重要です。

経験を活かせる職場を見つけたとしても、ブラックな労働環境や人間関係に悩まされたら長く働くことはできません。

知り合いのつてなどを頼って、その職場の情報をしっかり把握してから転職するようにしてください。

知り合いがいない場合でも、レバウェル看護 ( 旧 看護のお仕事 )を活用すれば、職場の内部情報について考慮した転職が可能です。

一般的な転職サイトと異なり、職場の内部情報まで考慮した【理想の転職】を実現してくれるすごく貴重な転職サイトです。

間違っても内部情報の把握をおろそかにした転職だけは行わないようにしてください。

美容皮膚科以外におすすめできる転職先

もともと病棟経験などある場合には、一般的な医療業界に転職するのも全然ありだと思います。

ただ脱毛クリニックを経て急性期に戻る人は少ないと思いますので、ここでは急性期以外の働き方について紹介していきます。

※青文字のリンクをクリックすると、それぞれ実際の体験談に基づく記事を読むことができます。

 ⇒医療行為はまったくなく保育士業務が主
 ⇒柔軟な対応力が必要だが電話対応のみ
 ⇒母親がやることと同程度の仕事内容
 ⇒医療業界には携わるが医療スキルは得られない
 ⇒保育士の中で看護師としての役割を果たすことに苦労する
医療行為がまったくないと、看護師としての存在意義に疑問を感じる方も多いです。
少しでも医療行為に携わりたいならば、検診センターなどがおすすめです。
 ⇒医療行為としては採血ぐらいで事務作業が主
 ⇒患者が相手ではないためストレスが少ない
 ⇒内視鏡に関する知識は増えるが、検査以外のスキルアップが望めない
検診センターや献血では看護師としてのやりがいが物足りない人も多いでしょう。
病院で患者さんと向き合うことができる仕事の、それぞれの特徴です。
 ⇒人の人生と向き合えてやりがいも大きいがストレスも大きい
 ⇒患者に寄り添った看護が可能だが医療処置は極端に少ない
 ⇒患者さんとの信頼関係を結ぶことができる貴重な職場
看護師の働き方として、施設も選択肢のひとつです。
それぞれの施設に特徴がありますので、しっかり把握しておきましょう。
 ⇒入居者に寄り添った看護重視だが業務内容が多忙
 ⇒看護師の人数が少なく多忙だが、老人介護のスキルが得られる
 ⇒患者に寄り添えるが、仕事内容は介護士寄り
 ⇒医療現場ではない独特の難しさがある
 ⇒意思疎通の難しい患者や家族とじっくり向き合う必要がある

 ⇒相手のペースでじっくり看護していくことが必要

 ⇒スキルアップは望めないが生活リズムを守って働ける

脱毛看護師でよくある質問

最後に脱毛看護師に関連するよくある質問に、脱毛看護師経験者視点で回答していきます。
他の職場が気になる人や脱毛看護師に興味がある人は参考にしてください。
Q.脱毛看護師として働くメリットやデメリットを教えてください。
A.脱毛業務を行う看護師として働くメリットは、脱毛のスキル・知識がみにつくことです。

また患者さんと接する機会が多く、人と接するコミュニケーション能力がつくこともメリットになります。

逆にデメリットは、土日勤務、夜間勤務があるので自分のプライベートの時間が確保しずらいことです。

また、体力的にきつい仕事なので、毎日の疲労感が大きいのもデメリットです。

美容系だけで働くなら別ですが、看護師としてのキャリアアップが見込めないのも大きなデメリットです。

Q.脱毛看護師の給料や年収は?
A.私が美容外科クリニックで働いていたときの給料は、時給平均1000円くらいでした。

ボーナスや夜間勤務を含めたり、福利厚生などを含めると基本的に年収350万円~400万円ほどです。

普通の病院勤務の看護師だと500万円くらいはもらっていたと思うので、そう考えると年収で100万円ほど少なかったです。

夜のシフトに週3.4回程度入ってもこれぐらいの給料でした。

Q.脱毛の看護師は新人でも働けますか?
A.基本的に看護資格があればキャリアは必要ないため、未経験でも新人でも脱毛サロンや美容外科クリニックに勤務することは可能です。

ただし、新卒で入った場合には、最初は経験も含めてスタッフが足りない時間帯に入れられることが多くなります。

夜や週末のシフトに入れられることが多いため、体力的につらいです。

また、最初は基本的に雑用を押し付けられることが多いので、イメージしているような仕事とは少しかけ離れたこともしないといけない覚悟を持っておいたほうが良いです。

  • 居住地:東京都
  • 年齢性別:33歳女性
  • ペンネーム:ビーノ
  • 看護師経験年数:2年
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